マリオとルイージ、どちらが好きだろう。僕は間違いなくルイージだ。
ドラマの主役でヒロインと結ばれる奴とその親友でネタ枠の奴、どちらが好きだろう。僕は断然親友の行動に目がいく。
もちろん僕だってヒロインと結ばれるなら結ばれたいし、パッケージの真ん中を飾るくらい有名になりたい。
しかしながらそれは不適材不適所と言うやつだ。ベジータはフリーザに勝ってはいけない。悟空が倒してこそ物語が引き締まるのだ。
じゃあなぜ彼らは必要なのか。そりゃあ当然、主人公をかっこよく見せるための咬ませ犬だ。逆に咬ませ犬がいなかったら、主人公が永遠に勝ち続けて面白味もない話だ。脇役がいれば主人公の名声を損なうことなくかっこよく見せ続けることができる。だから脇役は必要なんだろう。
中高の部活で気づいたら二番手だった僕はそれが嫌だった。もっとかっこいいと思われたかったですネ。ヒーローになりたかった。
だけど、二番手だと一番手の奴が頑張ったとき、十文字のおかげだと言ってくれたり、影の立役者とか言って褒めてくれた。それが気持ちよかったんですね。
もちろん、それはすべての人が理解してくれるわけじゃないし、オンリーワンよりナンバーワンって言う人もいるでしょう。
特に競争世界だと間違いなくそうです。優勝することで道が拓けるものですからね。
でもそうじゃない世界では二番手がいいのよ。責任を感じずに好きなことできるし、ボスの顔を立てる為に走り回れるし。その走り回った結果、ボスがボスでいることができるのを理解しているのは、私とボスだけですから、特別な関係ができたりするわけです。
知る人ぞ知る存在っていうのは結構いいもんだと思います。その知る人のためだけに走り回ることを第一に生きていけばいいだけですから。
まあトップ走るよりぬるま湯だしねェ。
高校の時の夢はマララさんの右腕になることでした。世間知らずの学生が悟ったようなことをほざいておるわ。
今日もホウチガに来ていただきありがとうございます。まだまだ弱小商店街ですが、あなたのために更新できれば幸せです。
そろそろ共同ブログを活かして企画でもしましょうか…。