〈77.ハイブリッドさん〉

今日はなかなか卒論頑張ったぞ。今晩には先生に提出して添削受けられそうだ。こんな日は漢顔睡ができそうだ(48参照)。

そしてこんな日はやたら哲学の日なのだ。今日はモチベーションを考えよう。

なんとなく、モチベーションというのは３つに分けられる気がする。

①自分を良くしたい！っていう自分＋型、

②相手を良くしたい！っていう相手＋型、

③相手を貶めたい…！っていう相手−型。

①は想像しやすいと思う。それこそ承認欲求だってそうだし、理想を求めることもそうだ。自分はこうなりたい！に向かって頑張ることはこれに当てはまる。

②はどうだろう。なかなか難しいが、会社の代表になったらわかるものなのだろう。社員のためには残業なしがいい！とか、相手の会社のためにはこの企画を成功させなければ！とかが当てはまるのだろう。①にくらべ自分じゃなくて他人が主語になるのだ。

そして③。これはなかなか口には出せないが、コンプレックスから強くなるパターンだ。学歴社会では俺はだめだ。馬鹿にしたあいつを後悔させてやる…。とか、俺のことを採用しなかった会社め、あとで吠え面かいても知らねぇかんな！とかがそうだろう。いわゆる野望とかになると思う。

当然だけど、自分を貶めるっていうのはモチベーションにはならないよね。誰だって不幸には自らなりたくない。幸せになるためのモチベートだからね。

ところでこの3つのモチベーションの型、みなさんはどれを使うだろう。ブッダみたいな聖人はきっと②だろう。でも一般の我々はそんなのなかなか無理。でもそれができたらいいな、とは思ってる。そして、時々真っ黒な感情も生まれるのが人生。③もあっていいじゃない。

ここでちょっと考えたいのはそれぞれがどれくらい続くのかっていう話。もちろん人によって違うから、①でいつまでももやる気MAX！って人もいると思う。でも正直ぶれちゃうでしょ。どれか１つっていうのは短距離集中型なんじゃないかな。それを確認しながら進めるのが自己分析の仕事なんだと思う。

ここで、ハイブリッドさんを考えて欲しい。

例えば①と②。僕は〇〇することでこんな素晴らしい人間になるし、まわりにも素晴らしい影響を与えられる！こんないいことないよね。

①と③。俺は〇〇まで上り詰めることであいつを後悔させてやる！すると俺はこーんな素晴らしい生活を手に入れるのだ！

②と③。俺こチームメイトを素晴らしい奴らに育て、隣のあいつらを出し抜いてやる！

どれもすごーく具体的に落とし込めると思うんだな。①と②と③のハイブリッドなんて難しいと思うけど、どんな場面でもモチベートできる奴になれる気がする。すると長期間走り続けることができるのでは？

だから、まず自分の軸の型を見つけて、それに付随する形でハイブリッドさんになれればいいんじゃない？人間ってそんな簡単な生き物じゃあないと思うけど。

ホウチガもいい加減なにかハイブリッドにしたいなあ。毎日以外のなにか。でもいまは余裕ないからなあ。ハイブリッドさんはきっと余裕があるときになれるんだろうな。