ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈138.一人インタビューごっこ〉

"綺麗事で国を治められるか!"

"綺麗事すら言えない国でなにが平和か!"

 

 

たぶん、中高のころからだ。雑誌や新聞、ネット記事の対談とかインタビュー、ドキュメンタリー番組のインタビューシーンが好きだ。インタビューという即座の回答が必要な場面だと本音っぽい感じがするし、その意思の強さを感じてホレボレする。もちろん、ん?ってなる言葉選びもあって違和感があるインタビューも読んだ気がする。

 

 

ファンタジーの世界の軍を操るゲームをしていた時。その中で二つの国の王が冒頭の会話をしていた。長い会話シーンは読み流すが、このセリフは何度か読み直した。強く脳に響いたのだ。

 

綺麗事。あまり好きではない。真実を隠している感じがするし、綺麗事を言うことでその意見を押し通そうとしているんじゃないかと疑心暗鬼になっているのだ。

 

しかし、なるほど。綺麗事も大事だ。綺麗事が言えるということは、きっと夢や目標が見えているということだ。そういう環境でこそ人は希望を持てるんだな。

 

綺麗事か。そういや僕もしょっちゅう考えているじゃないか。夢目標を語れる人に憧れるし、そうあろうとしているじゃないか。インタビューもそうだ。もちろん、綺麗事だけじゃなくつらい話とかぶっちゃけトークもあるが、全部含めて本音なのだ。そうじゃない、なにか違和感があると、ん?となるのだろう。

 

インタビューに憧れて続けて21年。一人インタビューごっこというのを中学時代にはじめ以来、一人インタビューのプロになった。今日は1時間半のお散歩の相手をしてもらった。自分に。北関東の妄想族(52参照)をナメんなよ。

 

架空のインタビュアーの質問を、虚空に向かって笑顔、ときに真顔で答える。インタビューごっこをするときは決まってお散歩しているときなのだ。密着ドキュメンタリーっぽくなるでしょ?

 

といっても、インタビューされるほど偉いことはしてない、価値もない、ニーズもないお話しかできないのだが。でも一人インタビューごっこをすると、自分の本音が出てくるのだ。ある意味相手がいないからこそ、恥ずかしい本音も出てくるし、そういやそう考えてたなあと昔の考えも掘り出すことができる。

 

ぜひ一人インタビューごっこをしてみてほしい。楽しいから。

 

綺麗事を言える私でいるだろうか。