酔ったおかげで昨日は早く寝ることができた。6時前に起きるのもつらくない。今日は観光地、第三都市チトワンに来る予定なのだ。
5時30分に起きて6時半にバス停へ。チトワン行きのバスがわからず、右往左往している私をタクシー運転手が連れていってくれた。優しいネパールの方に心底安心した。ありがとう。
それからバスに揺られること6時間。途中でインスタント焼きそばやらネパール料理のダルバートを食べながら、バスで寝ながら着いた。山を登って、降りて平野のようだ。関東平野育ちには安心の土地だね。
ザ・サファリ。葉っぱが流れる河を境に自然の世界と観光の世界に分かれている。河のむこうにはサイやらなんやら動物の世界だそうだ。ホテルまでの道に大きな象と象使いの女性も見かけた。象ってかわいいのね。
昼過ぎに到着。街を歩くと観光客向けの店が立ち並んでいる。英語も上手だし、道行く人も欧州系の人が多い。日本語の男二人組も見えた。川沿いのオープンカフェでラッシーとモモを食べながら、サランギという楽器をおじさんが押し売りしてきた。観光地特有の押し売り。私は拒否できないし、むしろ好き。1800ルピーと高めだが、おじさんの歌声に免じて買うことにした。音階がまともに取れないのだが、演奏できるのだろうか…。
その後は部屋に戻ってゆっくりしたり、観光客向け商店街をふらふらして、お酒を買った。焼き鳥焼き牛も買って、ちょっとしたパーティを催した。硬めでしょっぱいがビールが進む。コークハイもなかなか会うぞ。数時間飲むとベロベロになってしまったようだ。
外で酔い醒ましをする。河と無限に広がる草むら。隣のホテルでは歌唱大会でも行われているのだろうか。22時を過ぎた時計の針も今日は仕事をしてくれないかのようだ。気がつけば前後不覚の意識朦朧、酔いどれ観光客の出来上がりだ。
ああ、2日続けての酔っ払い。今日は特にひどいわ。神様は許してくれるだろうか。きっと楽しい時間を過ごす人をコケにはしないだろう。明日も楽しく、よろしく頼むよ。