僕はつくづくホウチガをやっていてよかったと思う
今日ははらみきが久しぶりに顔を覗かせた。ぜひ彼女の投稿も見て欲しい。
彼女なりのペースで楽しんでもらえたらやっぱり僕も楽しもうと思えるのだ。
そういう点ではホウチガブログは帰る所、拠り所の一つでもある。
彼女はここ最近の振り返りをしていたが、僕には誰にも見せたくもない振り返りもある。自分を大きく偉い人間であるかのように見せるプライドというものはやっかいなものだ。
その点彼女は明瞭に述べているのだから、今日は僕も見習いたいと思う。
自分ガタリだから時間がもったいない人はブラウザバックすることをおすすめする。
僕の人生が変わった瞬間を聞かれたならば、真っ先に思いつくのが2年前ゼミ活動の一環でフィールド調査をフィリピンの大学院生らと共に行ったとき。あんなに賢くて、ユーモアに溢れていて、刺激的な人たちとの出会いと経験は人生で初めてだった。
そこから漠然と自分も彼らのように賢く、刺激的な生活を送りたいと思って大学卒業後の進路を大学院進学に定めた。関西の名だたる国立の大学院に進学しようと大学3年の冬から準備を進めていった。だが、僕はとうとう大学院へは行けなかった。
大学院の試験は夏と冬に2回チャンスがあるのだが、多くの人が夏に進学先が決まる。
夏、進学を考えていた2校にことごとく落ちて、誰にも合わせる顔がなかった。恥ずかしくてしかたなかった。自分は大した人間ではない。そう思ってからは、毎日どうやって死のうかということばかり考えていた。価値のない人生だと、毎晩天井を見上げて何も考えない時間を過ごした。
それからしばらくして、本当に自分がやりたいことを考えて立ち直るようにした。そういう風に切り替えるしかなかったのだと思う。
考えて、妄想すると胸が熱くなるのは、海外での生活。高校生の頃に海外ドラマを観てからずっと恋焦がれていた夢。いつか実現するだろうと思っていたが、いつかいつかを考えるうちに大学4年間が過ぎた。
こんな風に人生はいつかを繰り返していつのまにか過ぎ去っていくのだろうか。いまやりたいことはいまやろう。そう思って大学卒業後は就職するのではなく留学することを決意した。
だが、僕はまだ一度決めた大学院という道に続くチャンスを、まだ残っているチャンスをふいにするつもりもなかった。まだチャンスがあるうちは全力で頑張って、自分が大学生活の中で出した一つの答えに対して最後まで向き合って卒業しようと思った。たぶんこれが後から考えて後悔しない選択だったと思う。
冬の試験はやはり厳しかった。志望校に落ちた。
やれることは本当に全部やったと思っている。最後まで面倒を見てくれた卒業研究ゼミの教授には悪いことをしたと思ってるが、自分の中でけじめはついた。
今は実家の福岡に居候しながらアルバイトで留学資金を貯めようと思っている。明日はアルバイト先を父の友人のよしみで紹介してもらえるらしいが、あまり期待はしていない。早く見つけて、資金を貯めたい。
それと並行して行おうとしていることがある。パソコン1つでどこに行っても仕事をして、食い扶持が稼げるようにしたい。将来はどの国で生活したいのかを決めるために、これからたくさんの国に訪れてじっくり見定めようと思っている。その為には生活しながら自分で生活費を稼ぐ手段が欲しい。
幸いにもホウチガブログを始めてから誰かに見られる、コメントが返ってくる、文章を書くということが楽しい。だから今はホウチガとは別にブログで稼ぐための自分のサイトを作っている。現在進行形であるがサイトのデザインを考えるのはなかなか楽しい。
最後に、ホウチガブログのみんなと話して将来のことをやいのやいのと話すこと以上の楽しみを僕は知らない。みな方向性の違いはあるものの、何かに対して、将来のことや自分のやりたいことに不安に思うことは共通しているのだと思う。
僕はこれまで自分を強い人間だと思っていたが、いとも簡単に弱い人間になることを知った。多分、人間はみな弱いのだと思う。だからホウチガのみんなよ。不安なことがある時は、酒でも酌み交わしてバカになろう。
だらだらとした文章に付き合ってくれてありがとう