ずっっっと登録したいと思っていたNetflixにようやく加入
月々1000円ほど払わなきゃいけないけど昼飯一日分だと考えれば安いもん
映画は人生を豊かにするのでこの調子で空いた時間に映画を見まくろうと思う
映画観ようかと思っていたんだけど、早速見始めたのが海外ドラマ
そう、『13の理由』
一昨年に全米で話題になっていたからどんなもんなのか気になっていたわけなんです
歌手で女優のセレーナ・ゴメスがこのドラマの制作総指揮を務めたらしく、ジャスティンビーバーが出てきたりするんじゃないかと半ばあり得ない予想と期待をしていた作品だった
簡単なあらすじとしては17歳の花子ちゃん(仮名)が自殺した理由を遺されたカセットテープを手掛かりに追求していくというストーリー。
彼女が自殺した「13の理由」ってわけ。
これがね、面白いの。
ぜひ観て欲しいんだけど、ちょっとだけ気になっている人に向けて何が良いのか簡単に3つだけお話するね。興味なかったらこの記事は飛ばして構わない
・主人公が可愛い
自殺してしまった花子ちゃんってどんな子なのかなぁと思って顔を覗いてみると
「めちゃ可愛いやん」
キーラ・ナイトレイにどこか似てるよね、うん
容姿で人を判断するのはもちろん良くないけれど
『顔よかったらふつうイジメられなくね?』
『なんで死んだの??』
彼女は美しい見た目と引き換えに複雑な事情を抱えてるんですわ
このドラマの主人公にして、世の男性諸君のハートを射止めたのは
“キャサリン・ラングフォード”という23歳の女優さん
え?同じ年?!?
彼女はこのドラマシリーズに出てから世界中で一躍有名になったそう。演技もうまい。
花子ちゃんの役は喜怒哀楽がハッキリしていながらも繊細な人物で、難しい役をとても上手く演じている可愛い女優さん。(僕は可愛いしか言っていない気がする)
まあ、つまり言いたいのは役者さんが映えているから物語に妙なリアルさが垣間見えたりするんです。
・物語の展開が面白い
このドラマの大まかなプロットとして太郎くん(仮名)という花子ちゃんの友人だった彼の目線で、死の真相を追いかけていく。
第一話はこうだ。
太郎くんのもとにある日ボックスが届き、中を開けるといくつかのカセットテープ
「①」とかかれたテープを再生してみると
『こんにちは。私は花子よ。私が死んだ理由について話すわ。』
『今回はあなた。私の唯一の理解者だと思っていた元カレの次郎くんについてよ。』
こんな風に花子ちゃんと関わった高校のクラスメイトがひとりひとり登場する。
もし、こんなテープが届いたらゾッとしちゃうんだけどよく聞けるよね、ホント
こんな感じで花子ちゃんと親交があった人間について語り、太郎くんが
『こんなことがあったのかよ。クソっ!ひどいことしやがって、俺が問いただしてやる。』
こうやって太郎くんが毎回毎回深堀りしていくんだけど
もういろんなことが徐々に徐々に分かっていく。
語彙力・・・笑
ネタバレになるからあまり詳しくはいえないけど、
花子ちゃんは身体の肉片を時間をかけてそぎ落とされるように、徐々にあらゆる方面から精神的に追い詰められていたのだと考えている。(今のところ)
観る側としては『はやく真相が知りたい!』ってなるからハラハラして面白い
誰が最終的に彼女を死に追いやったのか?太郎くんが??まさか
・アメリカンティーンのリアル
このドラマはアメリカの高校を舞台に作られているんだけど、日本の高校生活と違いすぎてびっくりする。こんなにも生々しいのかと思わせるほど。例えば、
SNSと容赦のない暴言
ハメを外した昨日のパーティー
恥ずかしいデートの写真
昨晩のXXXとリアルすぎる内容
一瞬でバラまかれ、知らない誰かに後ろ指をさされる
『よう!お前の昨日の写真サイコーにホットだったぜ!
今度は俺にもヤらせろよな。hahahaha!』
ドラマを作るうえで過剰に脚色されている部分もあるだろう
だが、全米で多くのティーンエイジャーに
「身近にある問題を若者の目線で描かれている」
と共感されたことから考えても現実のいくつかを反映していると考えてもおかしくはないと思う。
・最後に
このドラマはNetflixに加入しなければ見れない作品だが、自ら命を絶つことがどれだけ人を苦しめるのかということをリアルな目線で教えてくれる良い作品になっている。だから、ただ面白いだけではなく少々暗い気持ちにもなってしまうのも事実だ。
だけど、いま自分たちと同じ世代の人たちがこの作品と極めて似た現実に向き合って、苦しんでいることへの理解。
そして、10代や20代が抱える様々な問題について、この作品を観た人たちの間で話し合うことこそが自分たちにできることだと思っている。