感情というわけのわからないモノに囚われすぎている
いま自分が目の前に見えている風景を細かく描写できるか?
部屋の隅の方でちらかった洋服と、バラバラに積まれた本。そして、机の上には飲みかけの牛乳と食パンがある。
これは自分がいま見ているモノを描写したのだが、このように誰かに事細かく上手に伝えることができるだ
では、いまの自分の気持ちを細かく教えてくれ
あなたが小説家でもない限り、時に悲しく、怒りに満ち溢れ、突如歓喜の声をあげたくなる、そして焦りと劣等感がごちゃごちゃになった自分の感情をつらつらと表現はできないだろう
感情は複雑でコントロールすることは極めて難しい。感情を理解すること自体完璧にできる人などいるのだろうか?
僕は、時々感情のアップダウンが生じる。
ずっと、その原因を探ろうとしていた。
だが、最近になって無駄なことだと悟ったのだ。
ある人は感情は屋外で買われた野鳥のように思えというアドバイスがあった。時に、
楽観的なハトは飛び立ち、悲観的なカラスが戻ってくる。
そうして、悲観的なカラスはどこかへ羽ばたき、怒りっぽいハゲワシが空から降りてくる。
鳥たちは自分のコントロール関係なしに、理由もなく戻ってきたり、羽ばたいてどこかへ行ってしまう。
感情も同じだ。1つ1つに意味はあるのだろうが、自分でも意識しなかったような出来事につまずいて感情のアップダウンに振り回されることがある。
そうした、アップダウンに振り回されないようにするにはまず、先述したように感情をトリだと思うこと。
そして、内なる感情を客観視することである
もう一度問いたい
自分のいまの感情を1分間、感情だけを説明してみてくれ
ぼくは、できない。そう開き直っているのだ
なぜ開き直っているのかはこの記事に説明してされてある通りである。
では、これにて失敬