〈254.夢を叶えることについて〉
私は比較的泣き虫な方である。それでも二十歳を超えると泣かなくなってくるものだ。最近泣いたのは…うーん。去年かなぁ。
そして今日。今年一年分くらい大泣きした。自分でもびっくりした。止まらないし、止められない。けど辛くなくてむしろ止めたくなかった。
岡崎体育さんのライブに行ってきたのだ。
もちろんファンとして、生でライブを観れたのは嬉しかったのだが、それではない別の理由で(今思えば)涙が止まらなかった。
声を大にして訴え続けていた彼の夢が叶っている瞬間、そして彼の夢の舞台での熱いパフォーマンスに対して。
私が岡崎体育さんについて知ったのはつい最近のことだ。私が好きなゲーム実況者のチャンネルに彼がゲストで来たことから好きになった。それまでは、どちらかというと明るい人たちが好むような明るい人かと思ったが、そのゲーム実況者たちはむしろ陰鬱集団で、それにぴったりと空気がフィットしていた。それが意外で、曲を聴いてみたところからだ。
彼は2012年から活動を始めるも、バイトをしながら、お客さんもなかなか集まらないスタートであったらしい。そんな彼がずっと据えていた目標が"さいたまスーパーアリーナでのワンマンライブ"だった。大学時代にアマチュアたちが同会場で実施したライブへの嫉妬を含めた憧れからだった。
それを何年も超えてようやく実現させた。それも1万8000人を集客して。そりゃあ感動だあ。
嬉しすぎると言葉が出てこないし、涙が出そうになる。それを止めることができないくらい今日はうれしくて楽しくて仕方なかった。
夢が叶うっていうのはとにかく嬉しいことだ。それが自分でなくても嬉しくて当然だ。
私には彼みたいに明確な目標はまだ持ててないんだけど、俺も夢を叶えたいと強く思えるんだ。だからダサくて肉団子で、それで、それで最高にカッコいい岡崎体育が好きで好きで仕方ないんだ。
目標は叶えたら次の目標を立てるまでがルールらしいからね。彼の次の目標が楽しみで仕方ない。
いつか彼に認識されるくらい面白い文章を書けるようになりたい。
あぁ!ありがとう!楽しかった!感動した!お話ししてみたい!