〈260.怠惰と向き合えるのか〉
風邪引くと動けないよね。だいちくん、どうぞゆっくり寝てください。ちゃんと食べて、ちゃんと水分とって、出すもの出したら楽になるっていうじゃない。
かくいう私は、風邪でもなく怠惰にずっと寝ていた。なんてことだ。これは〈106.これでいいのか症候群〉が発症するぞ。
風邪の場合もそうだけど、寝るという行為は体力的な回復には絶対的に貢献してくれるけど、メンタル的な回復には両方の作用があると思う。寝ないと人間、メンタルが崩れるのは百も承知なんだけど、だからといって寝すぎるとアイデンティティの崩壊にも似た不安に襲われる。
かつて、インターンしていたところの上司に相談したらこんなことを言われた。
"寝たっていう事実は変えられないんだから、体力回復に当てたっていうことにして切り替えるしかないんだよ。"
まあ、たしかにそう思うことでしか合理化できないんだろうけども。なんか無理があるよ。そんな簡単に切り替えられるほど私は素晴らしい人じゃないので。
じゃあこの怠惰な私をどうしてくれよう。
もはや諦めるっていうのはどうだろう。あたいはこういう怠惰な人間なんだから仕方ないね。
となると、メンタルの負担はなくなるけど成長がない気がする。成長をすべきなのか?そこもまた議論すべき点かも知らない。
とりあえずそれはおいといて、どうやって成長しようか。
つらいんだけど、例えば5時間昼寝してしまったとして、5時間で何ができたかを考えてみよう。現実的にね。
今日の5時間はなかなか難しい。京都は土砂降りだった。外に出ようとしたその刹那、コンクリートの上に小川ができるほどだった。
となると、家の中で5時間過ごした可能性が高い。本を読めたか。いや、俺の性格上家の中では勉強できない。となると、漫画かゲームに明け暮れた可能性が高い。となると、寝たほうが結果的にいい選択だったのかもしれない。
ということで、リアル志向で合理化ができた。
雨が降ってなかったら。そりゃあダメだ。できなかったことリストを挙げて、明日追いつくしかない。
そして宿題とすることだな。これをしなくちゃ漢じゃない!みたいな、理屈じゃないメンタル的に響くワードを持ち込むことだ。〈251.中二でやる気〉で書いたみたいに、仮想現実を現実に落とし込むのも一つかもしれない。
とにかくメンタルチェンジのために、今日は切り替えよ!明日の私!期待してる。