ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈295.古記憶〉

一番古い記憶はなにか。こういう話題に時々なるんじゃないかしら。

 

私の古い記憶は、幼稚園に入る前である。

私が漢字を習う前に、姉が書いている漢字を見た。それを書こうとした記憶がある。

その漢字というのが、"子"である。この一画目と二画目のつながりの部分、これが難しかった。これを当時はギザギザだと認識していたのをはっきり覚えている。

そうして、"了"の二画目の部分をやたらたくさんギザギザさせた。では問題の一の棒をどこに書けばいいのかわからなかった。

というかむしろギザギザはいくつさせたらいいのか?(実際はギザギザしていないが)

その結果、私が書いたのはこういう"子"であった。

 

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なんでこういう漢字認識に至ったのかは覚えていない。だが、当時の思考回路を唯一覚えている不思議な記憶で、大切にしたいなあとずっと思っている。

なんというか、お酒に酔って、わけのわからない支離滅裂な発言をしている時のような気分だ。

 

古い記憶を思い出すと、なんかいいことなるんだよね?よくわからないけども。メンタル的には悪い気はしない。

 

こういうことをちゃんと文字に残すことだけでも命に意義があるんじゃないかと最近思うのです。一つ一つを取ってもなにも意義は得られないし価値はないけども、それを百、千、万と積み重ねれば、その量というものに価値がつくんじゃないか。

 

脳みそっていうのも記憶積み重ねの結果なんだから、全部取り出して文字化できるシステムでも開発されればいいのに。

それだと色々嫌なことも思い出すハメになるか。忘れられるのも都合がいいことだ。

 

忘れたくないことだけ、ちゃんと記憶に残せればいいか。それを選択次第で文字にすればいいだけで。

つまり今がいいってことか。

 

ようわからん。