〈312.めんどくさいこと〉

日常の雑務というのは非常に面倒くさい。

買い物、振込、電話などなど。

やらないといけないけども今日じゃなくても怒られないし、問題もないし。そう言って引き伸ばし引き伸ばしにするのはよくあるのよねぇ。

なんで引き伸ばしにするかっていうと、めんどくさい以外にないんだけど、なんでめんどくさいんだろう。

例えば、締め切りが二週間後にある電気代の振込。たかが数千円だろう。苦学生のわたしにはその支出も避けたいところだけど、それ以上にわざわざコンビニとかに赴いて、振り込まないといけない、このわずか10分と数千円が出せないなぁ。

なんでだろうなぁ。

そりゃあね、宿題とはわけが違うのは当然だよ。宿題を忘れてしまうと、先生に怒られるそれだけならまだしも、先生から信頼されなくなる、その先に単位を落とすという絶望の未来が待っている。完全なるマイナスで、後戻りできなくなるからこれはあかんよ。

これに比べ、ちょっと電気代払うのが遅れても、電話かけてすみませんっていえば許される気がしちゃうし、別に会社に迷惑をかけているとかいう考えにもならないのよ。申し訳ないんだけどもね。

対人タスクと対物タスクに分けられるのかもしれないな。

人だと、その人との関係性があるのでどうにかしなきゃなあとなる。それに逃避し始めたらさすがに鬱状態ともいえるかも。

ものだと迷惑かけない感覚あるし、被害があっても代替案がすぐにでてくるし。

めんどくさいっていうのをだれかとの約束事にすれば動けるんだろうな。

逆にタスクが重すぎて逃避したいっていうのは、自分と人とを切り離して、自分だけの問題ってことにして向き合えば楽になるのかしら。

今日は対物タスクの、めんどくさーい奴を二つ片付けたからね。よく頑張ったぞ。

でもこの話、まえに書いた気がするぞ。

うむ。成長していないということか。

それなら別の案を考えなけりゃならないぞ。

バイトしながらやんわり考えてみよう。