ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈339.雄叫びをあげて〉

重い話はそこそにしましょう。いやんなっちゃうもの。

個人的に大事だなあと思ったことのはなし。

 

もちろん多くの人がご存知のことでしょうが、いまアメリカでは全米オープンテニスが開催されてます。

日本の錦織選手は残念ながら敗退しましたが、好きな選手が二人残っていて嬉しいのです。

 

一人はディミトロフ選手。ブルガリアの28歳、現在世界78位らしいけども、過去最高世界3位。相当の実力者なのです。

その彼を今年の1月にオーストラリアで拝むことが出来てからますますファンになりまして。ベスト8は本当にうれしいねぇ。

 

もう一人がフランスのモンフィス選手。32歳のベテランだけど、驚異的な身体能力のコートカバーリングがすごくてすごくて。ファンの人も多いんじゃないかしら。これからベスト8をかけて試合らしいじゃない。楽しみだね。

 

そんな彼らを私は冷房が効いた部屋で、結果だけ見て一喜一憂しているわけなんだけども、その彼らの試合中の写真。これが頭にこびりついてしまった。

ポイントを取り、前かがみの両手でガッツポーズ。目を閉じ、口を大きく開けて雄叫びをあげ、その額は汗で光っている。首には筋が走っており、腕の筋肉もはちきれんばかりだ。

 

戦に勝利した。そんな雄姿だ。

 

なんて美しいんだろう。なんて益荒男魂溢れる姿だろう。

 

この雄叫びをあげる感覚。

心はどこまでも熱く燃え滾り、それでいて頭はスッと冴え渡る。視野は広く確保されていながら、同時に一点集中している。

いわゆるゾーンというやつ。

 

このゾーンに入ることはなかなか難しい。かくいう私も六年くらい前はいかにしてゾーンに入るかを考えに考えた結果、意図的に雄叫びをあげ続けることだったねぇ。

 

戦に向いてない性格をしているんだけども、同時にこのゾーンに入ってパフォーマンスする楽しさを知ってしまったし、雄叫びをあげる快感も私の体は知っている。

 

大学入ってから永遠にこの快感は封じ込むことにしていたんだけども。勉強をすることに必要はないし、勉強をすることで僕は僕の人生の真理に至りたい。そう思っていたところもあるしなぁ。必然、雄叫びなんかあげないわよ。

 

だけども、この前のインターンとか、そのあと色々話をきいたりして。

僕の血にはやっぱり競争社会が必要なんじゃないかと強く思う。

 

争いは嫌いなんだけども。できれば避けて通りたいんだけども。同時に私は争いに身を投じたい。そうとも考えてしまっている。

 

私は勝ちたい。勝利して雄叫びをあげたいんだ。残念ながらこれからは逃れられない人生のようだよ。

 

どう?ちょっと厨二くさいでしょう。

仕方ないね。英雄に憧れてるんだもの。