9月6日。乗り継ぎ、イスタンブール。
ヨーロッパとアジアの狭間で。
なにかの広告でこんなことが書かれていた。確かにそうだったな。トルコっていう国の歴史はしょっちゅう世界史の教科書に出てきた。古代ヨーロッパの時にも、おそらくインド史の時にも。古くから文化が混じり合う国で、極東の我々とは違うのかもしれない。
でも我々日本も混じり合い文化で発展してきたのはいうまでもないでしょう。中国から学んで、そこから日本風を開拓して、時代は飛んで文明開化なわけだ。
トルコはヨーロッパの強豪たちの影響を受け、日本は中国大陸の影響を受けてきた。
まあ歴史の切り取り方次第で、どの国にもいうことができるんだろうけどもね。
でも10時間しかいないイスタンブール空港で、それほどoutsider感覚を得ることはなかった。トルコが外に慣れてる感じもあるし、それよりもなんか似てるような。そんな感じがあった。
でもまあ。
空港だからね。そりゃ慣れてますわ。
綺麗だし、広いし、天井高いし。日本円を直接変えられるみたいだし。トイレ掃除の太ったにいちゃんも楽しそうにしていたし。バーガーキングのにいちゃんは日本語であいさつくれたし。
成田からイスタンブールの間では、映画を3つ見た。そのうち最も鮮明に残っているのが"オリエント急行殺人事件"。
話ももちろん面白かったんだけども、一番心が揺れたのが、この話の冒頭が、まさにイスタンブールだってことなんです。もちろん時代は違うし、物語の世界だから100%現実ではないだろうけども、いままさに乗っている飛行機の着地点がこの街なのか。そう思うと心が踊った。出てくる街並みも綺麗だな。
できることならこの街もゆっくり観光してみたいんだけど、なんせイスタンブールは現在朝の4時。乗り継ぎも8時間くらい。今はゆっくりできないから、あとで目的地としてこの空港に降りたいかな。
さて。半日後には今回の目的地につくわけです。ようやく落ち着いて楽しみになってきたよ。
ダカールについてはまた明日。