〈363.バナナおばさん〉
9月26日。
日本出国してから3週間が経った。そしてお世話になったこっちの大学教授のウォロフ語講座も終わった。というか、終わりにした。高額すぎるもん。
授業としては凡。それよりも値段高いし、やっぱり遅刻するのがもう嫌んなっちゃって。同じ金額払えば他の人なら3倍の時間は授業してくれるぜ。
とはいえ3週間経って、想定よりもしゃべれていない。ショックではないし、仕方ないなあとは思うけど、思い通りには運ばないもんだ。買い物がやっとこできる程度で、仲良くしてくれるセネガルの人ともしゃべれない。カタコトのウォロフ語で喜んでくれるだけ。
その次の段階に行きたいんだけどな。
とはいえ疲れちゃったし明日はのんびりする日にしましょうね。ずっとオンだとストレスで禿げちゃう。
のんびりするとは言っても、お金ないから豪遊もできないし、バナナを貪って、本読んで。それくらいだろうな。
今日バナナ買う時、"お釣りで小銭はあるか"ウォロフ語で聞くことができた。拙いけどもおばちゃんは大喜びしてくれて、奥から息子っぽい男を連れ出して握手された。ウォロフ語喋れんのか!みたいな。
嬉しかったな。
明日もバナナ買いに行こうかしら。