〈373.子どもから大人〉
10月6日。
僕は3月末生まれだから、友達から祝われたことがない。小中高大ずっと春休みだし、大抵部活とかサークルも休み。親に祝われて終わりな22年なわけです。
こういう話をするのも、今日がお世話になってる宿のご主人の息子さんが誕生日会だったからです。6歳の小さい子。泊まってる人、インターン生、仲良い人、従業員。いろんな人からプレゼントをもらって10から20個はもらってた。羨ましい。まあ僕もタダメシにありつけたから文句はないけども。大事に育てられてる子なんだろうなと思う。
邪推をしたくなってしまう。
大人に囲まれて育った子は一体どうなるんだろう。選択ができなくなるのか、ちやほやされるのが当然だと思うのか。それとも逆に、大人な対応を早くに知ることになるのか、知識を広げて賢くなりやすいのか。
まだ半分以上お金払ってもらって生活を営んでいる身なので、子育てをする側よりもされる側に近い私だけども、20代中盤が近づくと流石に結婚とかその後の生活を考えなくてはならなくなる。
どういう子育てをすればいいのか。早すぎるけど今から気になるところではある。
小さい頃からの意思決定のプロセスのくせはそのまま中高生まで引き継がれるように思うし、さらにその先、大学とか大人になっても後を引いてくる気がする。
親の責任は重大だな。
改めて親のありがたみと責任の重さを知ることになった、不思議なセネガルでの1日でした。