ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈376.言葉と顔と〉

10月9日。

 

なんかちょっと気分がいい。一人で恐れずにバスに乗れるようになったし、何も考えず買い物できるようにもなった。こんな簡単なことをなんで恐れていたのか。慣れっていうのは恐ろしいもんだね。

 

ボロボロだったけどホームステイ先のおばさんにフランス語を使ってウォロフ語の言い方を聞き出すことができた。言葉としては不完全だけど、時間かけて説明したらほしい答えを得られた。うれしかった。でも、おばさんはあんまり笑わない。

そういうひとだからかもしれないけど聞きにくい。それなら友達をつくるのが一番だ。どっか適当にそこらへんの道でコーヒー売ってるおじさんに話しかけてみようと思った。

 

笑顔っていうのは大事だと改めて思った。フランス語ができなくても、ウォロフ語ができなくても、笑いかけてくれる人はとりあえず近くにいてみようと思う。もちろんビジネススマイルかどうか見ながらだけど。

なにもしてないのに笑ってる人はちょいと怪しい。僕が声をかけて一生懸命にウォロフ語を使って説明したとき、笑ってくれたコンビニの兄ちゃんは出会って2週間経ったけど会えばウォロフ語を教えてくれるようになった。たぶん、会いに行っちゃうんだろうな。結果的にそのコンビニの売り上げに貢献しちゃってるし、その兄ちゃんならいいかなと思ってしまう。

 

その兄ちゃんに久しぶりに会ったら、やっぱり喜んでくれた。拙いフランス語とウォロフ語混じりの言葉の意図を汲んでくれて、なんちゃって会話をする。そして笑ってくれた。

 

言葉は大事だね。でもその時の表情は言葉の重みをどうにでもできるし、その先の人間関係を左右するみたいだ。

 

明日もコンビニに行ってしまう気がする。ワンポイントウォロフ語講座と引き換えに水一本を買いに。