〈436.駄文ルーティンワーク〉
12月8日。
家に着いた。これで3ヶ月の研究渡航は完全終了した。といってもやらなきゃいかないことはいくつか残っているが。
日本着いたらやりたいこともたくさんあったはずだが、いざ着いてみると何にもやる気はない。ただ"研究を進めないとなぁ""カラオケ行きてえな""らーめんたべたい""ゲームもしてみたい"と思うだけだ。思うだけで体は動かない。重い。
まあ疲れたから仕方なかろう。明日から頑張ろう。
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さて。日常に戻るわけだ。まだ日常に戻りきれないだろうけど、なにをしたら日常に戻るだろう?
自炊をすることか。部屋を掃除することか。わからないな。日常に戻す方法。ルーティンワーク。
日常を取り戻せたときに、セネガルにいた時の欲望を発散すればよろしかろう。そのころには発散せず昇華しているかもしれない。
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今はまだ日常じゃないおかげでどうでもいいことにありがたみを感じる。
なによりもコンビニ。どこでも安定して同じものが買えるというのは意外にもありがたいことだ。味の想像もできるし、食後の自分の様子も想像できる。いわゆるルーティンとしてごはんを終えることもできる。予想を超えておいしいのもまずいのもストレスであることには変わりない。必要だけど、ノンストレスの事柄も案外大事だと気づく。
水と空気。日本育ちだからっていうのもあるけど、やっぱりおいしいです。臭くない。鼻水ハナクソもたまらない。なんも考えずなにも不安に思わず水道水を飲み込める。意外とありがたいのです。
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とまあ、日本がまだ非日常な1日を生活してみると、なんともまあ恵まれた世界であることよ。でも日本育ちだからかもしれない。至高の国ってのは存在しないように。僕が日本に適応できるだけで。
なんだからよくわからないのは、体内時計はズレているけど、微妙な眠さが永遠に続いているから。ということでしばらくは駄文が続いてしまうだろう。
いったいいつまでか。次の渡航までは続くだろうな。半年後。