〈476.明日と今日と〉
明日やろうはバカやろう。
有名な言葉がある。今日できることは今日ちゃんとやれよと。そういうことだ。僕は中学生の頃に知り、やたら感動した記憶がある。かといって、僕が今日やろうになれているかは置いといてだ。
ところがそれを超えるすごい考え方を最近知った。
"明日できることは今日やってしまおう。"
まじか。
。
これはなかなかびっくりだ。言葉自体はおしゃれでもなんでもないし、素通りするような言葉だけど内容をよく考えてみる。
今日も1日がんばった。家に帰ってソファとかベッドとかに腰をドカッと下ろした時。
さてもういっちょ頑張るか!そう言えるのはどこのどいつだ!
しかも一度や二度じゃない。習慣でそうしているのだ。
今日やるべきこともまともにできてないのに明日のことなんかできるか!
。
この素朴な言葉をどこで読んだのか忘れてしまったのが業が深いところ。病気とか老衰とか、死を覚悟したことがある人が言っていた言葉だったと思う。死ぬのがわかったからこそ、やるべきことはやってしまいたい、そういうところなんだと思う。いつ死ぬかわからないからなぁ。
とはいえだよ。常に死ぬことを考えながら生きるなんて不可能だよ。それはもう鬱状態だといって差し支えないだろう。楽しいときは単純にに楽しいんだよ。時間も忘れてしまうんだ。
だからふと、1日を反省したり、ぼーっとしているときに考えればいいんだ。
今日できることはやったかしら。
その時にできてないならやればいい。できていたなら明日やることで、できそうなことをすればいい。しなくてもいいでしょう。でもそういう気概はあるんやで!そういう構えが大事だろう。
。
専門家じゃないからわかんないけど、そういうスイッチングというか、モードというか。そういうのは本当にあるだろう。メンタルがそっちに向かうと体もそっちに向かい出す。
自律もそうなんでしょ。だから明日やろうはバカやろうだな、明日できることは今日やってしまおう。
そうすりゃ明日はまた別のことができるでな。一石二鳥どころじゃねえやな。
徐々にね。