1月24日。
ちょっとした心理学セミナーみたいなものに行ってきた。その先生がなかなかユニークで面白い人なのだ。
やはりそのセミナーもおもしろく、参加者と先生全員が輪に配置された椅子に座り2時間全て質疑応答だった。おもしろい。
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参加者は50人。質問をなんこもぶつけるけど、先生は真正面から優しくうけとめる。まったく動じる様子もなく、すっとふんわり返す。
先生すごいなぁ。
しかし、質問側の僕ら参加者もなかなかいろんな人生があるもんだ。そっちも学びだった。
恋愛関係で悩みがある人、仕事の悩みがある人、健康に悩みがある人、育児に悩みがある人、夫婦関係に悩みがある人、親子関係に悩みがある人などなど。
"生きるってのは苦しいんですよ。"先生が最後に言っていた。
"でも、それでも生きるんですね。"
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その中でとてつもなく印象に残った言葉がある。
仕事で忙しくしてないと嫌なことを思い出してしまうって言った人に対して。
友達と歩いていて道に迷ったことがあります。私はとにかく歩いていたらその友達に怒られました。迷ったらとりあえず止まりなさい。止まれば事態の深刻化は避けられるんだから。
迷ったら立ち止まっていいんです。
立ち止まって、ゆっくりして、横になって。なにもしない。最初のうちはそれでも焦りとかあるかもしれません。でも動かないんです。
ずーっと動かないでおいて、なんとなく散歩したくなる時があるから。そしてその時にふと感じるんです。"退屈だ"
そしたら動けばいい。それまでは止まる勇気も必要ですよ。
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立ち止まるべきだというのを、具体的にどこまで立ち止まるべきか教えてくれたのはこの人が初めてだ。退屈を感じ始めたらエネルギー充填完了ってことか。
これはいいことを学んだ。
この先生みたいに堂々とゆっくりと優しく話せる人になりたいな。