石川でドライブ旅行している。
どうせなら広くまわりたいので今日は岬の方に行った。
なんというか。落ち着く田舎だこと。地元のシャッター街を思い出してしまう。こんなにいい田舎なのにやっぱり苦労してるんだろうな。
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そのなかでひときわ輝く場所があった。
「道の駅のと千里浜」「道の駅すず塩田村」このふたつだ。
のと千里浜のほうは、とにかくブランディングがすごかった。いろんな農作物をお金かけて一生懸命工夫、宣伝していた。
ブランディングそのものが良いかどうかは置いといて、とにかく熱意が伝わってきた。たぶん誰かが本気で千里浜を活性化させようとしたんだろうな。ちょっとしたイラスト一つでもかなり変わってくる。
その熱意にお金を落としてきた。イノシシ肉を食べた、と思う。うまくてすぐに消えたのでそれがイノシシ肉なのか気にしなすぎた。
うまいジャーキーだった。
車で砂浜を走れるなぎさドライブウェイの近くということで砂の像がいた。すげえよアーティスト。それとそれを呼び込む熱意。
すず塩田村も、千里浜おなじくお金がちゃんとかかっていた。塩の展示に。
いまでも塩田が道沿いにちょこちょこ見られるくらい、昔から塩産業がさかんだったらしい。それで塩をどうやって作るか、塩の世界はどんなものか。ビデオやら展示やら、しっかり作り込まれていた。たったの100円で。
これまで作り込むのは、ちゃんとしたところからお金が降りてると思うけども、それにしてもよーくできていた。フラッと立ち寄る道の駅じゃないよこれは。目的地としてもいいくらい。
時期は限られてるけど、塩作りを体験することもできるそう。これはまた来るのはアリだ。面白すぎた。写真は下手だけど。
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この二つには熱意を感じた。本気で町のことを想う人が全力で考えた結果なんだろう。
他にもおもしろいところはあったけど、この二つは群を抜いてよかった。
こういう熱い思いにはちゃんと対価が支払われないとダメだよ。貧乏旅行だけど、多めに色々買ってしまった。でもこの出費は良い出費だよ。
いつか仕事にまわったら、そういうふうにしてお金をもらえるようになりたいな。
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ひとりで引きこもって書いてるホウチガとは違って、知らない土地でひとりじゃない環境で書くってのはなかなか新鮮だよ。
いつもと雰囲気が違うとか言われた。
そんなすぐに出るものかしらね。