青春は人それぞれあるだろう。甘酸っぱい人もいれば、苦い人もいる。からいひともいるかもしれないな。
かくいう僕は男の汗の味でした。いまでも甘酸っぱい青春というものには憧れがある一方、嫌悪するものでもあります。だって俺は体験できなかったもん。
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男の汗の味とはいえ、甘酸っぱい世界があることは知っていました。しかし、当時からそれは僕が生きる世界とは違う世界の物語だとしてました。したがって今と同じく、憧れつつ憎むべきものでした。
女の子なら携帯小説、男でも漫画とか。そういうので恋愛を知ったものです。しかし、私は憎んでおりました。僕がモテる世界なんてねぇんだこんちくしょう。
したがって、ラブコメやら恋愛モノというやつはとことん毛嫌いしておりました。いまでも若干。好きじゃないわよ。人様の恋愛なんてサ!
とはいえ、僕の青春にヒトカケラのラブコメがあったことを思い出しました。
ドラゴンボールのブウ編の悟飯とビーデルさんの学園ラブコメ。これよこれ。
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悟飯というのは、主人公孫悟空の息子。賢く優しい男の子です。しかし天然で空気が読めないところがあるのは親譲りでしょうか。そのため、ビーデルさんの想いに気づきません。
"悟飯くんはショートヘアのが好きなの?"
"短いほうが稽古の邪魔にならないじゃないか。"
そういう悟飯くん。
高校生の僕はこれにキュンキュンしておりました。ビーデルさんがんばれ!悟飯気づいて!
キャッキャキャッキャと読み進めたのを覚えております。
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そういう青春を送ってしまったからでしょうか。
僕の憧れは孫悟飯(青年-大人)なのです。少年期はそれほど好きじゃないんだけども、デカくなった悟飯になりたい。そうすりゃモテモテパラダイスだ!
大人になった悟飯は学者らしいです。いいパパらしい。ええやん。
戦えば原作で一番強い男、いいパパ、天然、学者。最高じゃないか。
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文系大学院がまだ少数な中、大学入学当初から大学院への想いが揺らがなかったのは、もしかしたら悟飯が後押ししてくれていたのかもしれない。
いまだに強い男に憧れるのも、そういう青春だったからかもしれないね。
セル編までのベジータを3割と大人悟飯を7割の男になりたいといまでも思っております。
さみしい青春だったナァ。
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戦闘力10日目
57(+7)
調べ物+2
練習+5