ホウチガブログ

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〈586.「それっぽさ」考〉

5月6日。

 

「それっぽさ」を得る話をしよう。

 

いまをときめくYouTuber、グランプリを取ったお笑い芸人、ネットで話題のイラスト、有名人がオススメしたドラマ。

 

わざわざ文字化すれば、話題なだけでおもしろくないかもしれない、批判的に見てやろうと思えるかもしれない。

ただ、実際には批判的に見るという行動をせずにそのままおもしろいと思い込んだり、特に気にせずリツイートしてみたりするなんて日常茶飯事だ。

 

買い物行ってなんとなしにccレモンを買ってしまうのは、数年前に松岡修造氏がcmしていたから。コイツを修造は飲んでるんだ!それなら飲みたい!

なんともまあ企業の思惑通りの行動である。

 

 

この、〇〇がおすすめするんだから大丈夫!という後ろ盾みたいなこと。

調べたらおそらく、ちゃんと用語があると思う。でも調べ方もわからないのでとりあえずここでは「それっぽさを得る」と名付けておく。

 

〇〇の中は有名人でもあり、"みんな"という概念である。

 

今日は「それっぽさを得る」を考えるための前段階としておもしろいことの一条件について考えてみる。

 

 

さて、なんでこんな話をするかというと、私の恥ずかしい過去をここで晒してやろうとおもったからだ。

 

僕はかつて、承認欲求を満たすことを目的に動画を投稿したことがある。当時人気だった人の方法とほぼ同じ方法で、だ。顔出しとかはしてないので安心して欲しい。だが、なんともまあ悲しい末路である。再生回数は10いけばいいほう。つまりクソ雑魚底辺投稿者であった。

 

 

もちろん、再生回数が伸びないということには理由はある。つまらないからだ。

人気だった人のマルパクリなんかしたところで二番煎じもいいところ、ただひたすらに"サブイ"だけの15分だった。

 

しかしながら、おもしろい人たちはどうやって"それっぽさ"を勝ち得たのだろうか。

 

もちろん、目に見えるものなら理解できないこともない。絵の上手い下手、編集の上手い下手などなど。

しかしながら、YouTuberや芸人、小説なんかはよくわからない。

おもしろいんだから「それっぽくなる」んだと言われたらそのとおり。

 

 

その過程の研究はなかなか難しい。

だが、おもしろいモノ、それっぽいモノの共通点としてはやはり「モノマネされる」があるのはわかりやすい。

話題になるというのは、単純にアレが面白かった、というだけじゃなくて他人に模倣されやすいんだと思う。模倣されることで面白さそのままにして別の人へ伝えられる。

 

一発芸なんてそのとおりだ。

赤いブーメランパンツをはいた筋肉男が片足を軸にして、もう片方の足と握り拳を固めた手をリズムよく地面に向かってなんども打ち込むように上下させる。その時に「そんなの関係ねぇ」とリズムよく3回唱える。その後片足を軸にしてもう片足を外に突き出し、突き出した足と逆の腕を空に突き上げ小指だけを立てる。そうして「オッパッピー」と発する。

 

なにがおもしろい?それを実際に動作すると、「おまえなにやってんだw」と笑いになる、いや、なったものだった。

 

モノマネされる、つまり誰にでも再現されやすいこと。これがひとつ面白さなのかもしれない。

そうやって広まった時に「それっぽさ」を得ることになる。

 

 

今日はここでやめる。

明日は、「それっぽさを得る」の定義をちゃんと明確にした上で、今日考えた「おもしろいの条件としてモノマネされること」から発展させたい。

路線変更されるかもしれないけど。

 

 

戦闘力29日目

228(+9)

練習+7

その他+2

 

GWは終わりです。とりあえずウォーミングアップとして二日をきっちり過ごしてみましょう。