5月12日。
最初の頃こそ違和感しかなかったが、当然となりつつある自粛生活。人間の適応力ってすげぇな!
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GWがおわり、大学の場ではオンライン講義が開始された。
ディストピアの末の世界みたいだ!とか勝手に想像したりした。核実験やらなんやらの世紀末の世界で人に会えなくなったら、きっとこういう形でなにかしら繋がりを求めるだろう!とか。
しかしディストピアでもなんでもなく、令和の日本で起きていることである。
そしていまは、なんにも疑問を抱くことなくその現実を受け入れている。
肉眼じゃ見えないミクロな世界が原因で、こんなことが起きるなんて。
数年前にこんな話をしてもだれも聞き入れちゃくれないだろう。事実は小説よりも奇なり。
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事実は小説よりも奇なり、なんだけど小説の奇というのもおもしろい。
いまだに連絡をくれる旧友が定期的に送ってくる動画群がある。「世にも奇妙な物語」である。
今日は「影の国」という話を送ってきた。
雑に説明すると、"現実の存在は私が目視しているから存在しているんですよ"と言い出す奇妙なおじさんの話である。
現実はおじさん一人の見た見ないで存在したりしなかったりするわけじゃない。当然!
しかし、似たような話も聞かされた。
二重スリット実験というもの。
分子とか原子とか電子とか、そういうミクロな世界では、人間が観察する時としない時で実験の結果が変わり出すという実験である。
つまり、実験者が観察をしなければ存在しなかった世界が、観察を始めることで存在し始めるという話。
これはどうやら影の国の話と同じになってきた。
やっぱり「事実は小説よりも奇なり」であった。
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まあ小説にはきっと発想の元になった現実があるわけでして、そうなると当然現実は奇妙なものになってくるわけです。
このリモートワークとかオンライン授業というやつを10年前の人が聞けば笑っちゃうような作り話であったわけでして。
逆に10年後の世界はむしろ当たり前になっていて、別の展開があるかもしれないわけです。
人間がアンドロイドによって追い出されるかもしれない。はたまた隕石が落ちてきて本当に世紀末みたいな状態になるかもしれない。第三次、第四次大戦を経験することになるかもしれない。資本主義がおわり、まったく別のイデオロギーが占める世界になるかもしれない。肉体が不滅になるかもしれない。影の国に取り込まれてしまうかもしれない。
無責任なことを考えるのは楽しいね。
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戦闘力34日目
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