ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈610.住民の未来は手の中〉

5月30日。

 

あつもり。

あつまれどうぶつの森。あたしもじっくり遊ばせてもらってるわけであります。

 

前からどうぶつの森はプレイしたことがあったけど、あつもりの1番の違いといえば、居住空間を自由に改変できることだろう。

これは小学生の人気ゲームでいまだにマイクラがいることとかも関係してるんだろうか、なんて素人は想像するわけです。

 

 

さてなんで今日はあつもりの話なのか。

僕の島の島民の一人が引っ越しすると言ってきたことへ抱いた感情が罪深いと感じたからであります。

 

どうぶつの森では、住民がやってきてある程度時間が経つと、引っ越ししたいと言い出すイベントがあります。引っ越しすると、おそらく二度と合わなくなるでしょう。それでも引っ越しするのは、ゲーム的にはキャラクターの取り替えがあったほうが刺激があるだろうということでしょう。

それだけじゃないのはわかるだろう。「プレイヤーが住人を選別する」ことができる。

 

なぜ選別する必要があるのか。

住民には個性が色々あるため、プレイヤーの気に入った、気に入らないが出てくる。それを配慮して、「引っ越す」という追放が可能なのだ。

 

 

ゲームなんだからそれくらいアリだろうと思うけども、なんというか、僕は後味悪くなる。僕の気に入りにはならなかったから舞台から降りてくれ、となるような。そいつにもそいつなりの人生があって、思いがあって島にやってきた。それを僕の一存で生きるも殺すもできる。

頼むから、お前の自発的な選択で引っ越してくれ…。俺にお前の選択を委ねるな。

 

 

あつもりに関して複雑な感情を抱かずにいられないのはそれだけじゃない。

木を切り倒すことも、島の地形を変えることすらできる。役所にお伺いを立てる必要もなければ、デモが繰り広げられることもない。

僕が島の形を変えてしまえば、島民はこんなことを言う。「がんばってくれてるな!」

かましい!俺を責めてくれ!そしたら幾分俺の気持ちは軽くなる!俺の勝手な感情でお前らの住処を崩す俺に断罪してくれ!

 

 

いやね、そんなこといったら穴掘るのはいいのかとか、虫を捕まえるのはいいのか、とかそういうゲームすべてが問題になる。べつに僕はあつもりが嫌いじゃない。むしろ毎日魚を捕らえ、果実を貪り、虫どもを追い立て回すくらいには楽しんでいる。

 

おそらく対人関係になったときに、なぜこいつらは自分の意思なく、なにも思うところなく生きていけるのか。島民同士は喧嘩したり、仲良くなってるのに。

俺だけ腫れ物に触れるみたいになんでも許される!俺にだけ感情があって、こいつはプログラミングされたみたいに服従してくる!

 

そうだった。この子たちはプログラミングされているんだった。

なにを錯乱していたのだろうか。

 

しかしながら、選民思想みたいでなんだか複雑な気分になる引っ越し騒動であった。

ミラコとオリビアはずっと島にいてくれていいよ。ネルソンはどっかいっちゃったけど。

 

 

戦闘力51日目

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