6月13日。
なんともなしに開いたネットページで驚かされたことはきっと何度もあるだろう。この前の経験もその一つに数えられる。そういうのはきっと数日あるいは数ヶ月経てば忘れてしまうんだろうけど、それまでとは違ってとんでもなく驚いた。
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地元の中学はそれはそれは治安の悪いところだった。いっこ上の先輩がパトカーで連れて行かれたりすることもあったし、10こくらい上になると屋上でパイプの殴り合いの末に死者が出て、それ以来侵入禁止にされたり。そんな噂が絶えない。
それでもぼくらは一生懸命に青春をしてきたわけで、その時の友人というのは疎遠になっていたとしても悪くないものだったりする。
その唯一の安否確認がSNSだ。Facebookなんか見てるとまたくだらないことやってんなと呆れたりしながら安心する。
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そんな中、勉強は好きじゃないけどやらなきゃやる感じの姉貴肌な同級生がついにママになっていた。
もちろん成人式で既に二児の母みたいな奴もいたけども、そいつとはそもそもそれほど仲良かったわけでもなければ、SNSの発信もよく見たことがない。知らない。
今回ママになったその人は、中学時代は部活を必死にがんばっていたことで仲良くしていたし、大学で勉強したこととかそういうのを私が投稿すると必ず反応してくれるような、義理人情の塊みたいな熱い人だ。
22歳で入籍、23歳で出産。
そうか。ボクらはもう大人になっちまったのか。
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現代でもはやい人はもう親になる世代か。ボクなんかははやくても20代後半とか、30代でもまああるあるだ、なんて考えていたのになぁ。
責任を持たなきゃいけない世代ってことか。呑気にカフェで本読んでる生活もさっさと切り上げなきゃならないかもしれないな。
親になるってのはどういう気持ちなんだろう。
時々息子娘にこんなことはしてやろうとか。親としてこういう姿はちゃんと見せようとか。そんなピンポイントで考えてたりはするけども、親として起きて親として寝るまでの全体像は想像もつかないな。
そんな責任取れる気がしない。自信がない。
時が来れば責任を取れる取れないじゃなくて、取らざるを得なくなるということかしら。
いつまでも後ろ盾を気にしていられないということだ。
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戦闘力65日目
524(+3)
その他+3
完全なオフ。新しいノートがすごく嬉しい。
こんなことでも喜ぶ親になりたい。
