ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈627.妖怪のせいなのね〉

6月16日。

 

いやあなんだか体調が悪くてね!悪いっつっても具体的な症状は出てないんだけども、なんとなく目が痛くて体が重くて一日中眠いっていうそれだけなんだけども。

原因は寝不足と水分不足だろうってね。こんな夜も暑い日だけども、腹がはち切れんばかりの水を飲んで長袖長ズボンに厚い布団をかぶって汗ダクダクで寝たら治っちまったよ。

あやうく発熱するとこを直前で回避って感じだね。助かった助かった。

 

 

好きな漫画家さんが、梅雨の時期に調子が悪いのは気圧の変化が激しいからだと考えていらっしゃる。なるほどそういう目に見えない原因ならだれにでも当てはまるぞ。メンタルがすぐれないのも、鬱になるのも、環境が原因の一つなんだそうな。

 

僕は科学に疎いのでそれが正しいかどうかはわからないけど、そういうことにすれば納得がいく。そうすれば解決方法もわかってくる。

「ぼくだけが悪いわけじゃない」ってな!

 

この構造って「妖怪のせいなのね、そうなのね」とおんなじようだね。

 

 

仮想敵を作り出せば人間気持ちがそっちに向くようになる、っていうのは政治学では散々議論されつくされたものだろう。

その考え方はおそらく人間が感情を持っている限り、人数の多い少ないに問わずキーになる話題だろうな。

 

学校を遅刻するのを妖怪のせいにしちゃえば、自分のせいじゃないってところから気が楽になるような気がするし、体調が良くないのを自然環境のせいにしちゃえばみんな困ってるって考えられる。

すると自分一人で抱える重さがなくなって、敵の駆逐に向かったり、まあいいやと流すこともできる。人間の立派な適応方法だと思えるわけであります。

 

 

しかしながらこれを現実のなにがしに当てはめると事態はめんどうなことになる。〇〇君のせいだと思うと、彼が直接の原因でなくてもそうなんじゃないかと思うようになるし、あの建物のせいだと思うと寝坊することすら建物のせいだと思えてくる。

そうすると一対一ならケンカになるし、複数対少数なら迫害が生まれる。

人間の上手な処世術のはずが、新しい問題をつくりだすことになる。

 

 

というのも勝手な言説に過ぎないんだけども。

僕は妖怪好きだけど、かわいそうな目にあっている妖怪というのも好きなんです。人間の弱いダークなところが見えて。そういうダークなことになると必ずヒーローが現れるのもいいよね。それは置いておいて、なんでも妖怪のせいにしちゃえばいいと思う。それで気が楽になって病気を克服できるなら。

 

科学的な証拠がなければ間違っているってのは神の登場になるね。神が登場すると気が楽になるけど目が見えなくなる。それはもったいないとおもうので、非科学もおもしろいと思うわけです。

 

 

戦闘力68日目

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最低限やることはやったから良し。