〈694.根を張る〉

8月22日。

昨日は地元批判をしたけども、一方でいいところもたくさんある。

過疎で保守的なのはいまの僕には生活しにくいところだが、逆にそういうおかげで子育てには楽だろうな。体勢が変わりにくいというのは想定しやすいってことだろうし、自分のこれまでを知ってる人がいるわけだから助けを請うことに抵抗がない。つまり、どんなふうに育てましょうか、どうしたらいいですか、というモデルがいてくれる。

もちろんそれが邪魔になるパターンもあるが。

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たまに帰ってくるにはちょうどいい。たまに顔を見せると喜んでくれる人がたくさんいるし、お互いの信頼関係を再構成する機会もそれはそれで楽しい。

いままでは十文字家の息子という認識のされ方だったのが、これからもそれはあり続ける一方で、ひとりの成人男性として扱われるようになる。

成長や活躍を自分ごととして喜んでくれるおじさん。意外とこれが大事なんだねぇ。メンタルが安定さは感じがする。

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だいちが言ってたけども、安定は成長をもたらさない。そこから抜け出せ。そういう教えもある。

いまの僕は、京都にいることが一種の安定だったのかもしれない。群馬に帰るとかつての安定がいまでは別種の刺激になる。

土地を買って家を建ててとするのがあかんことなのかしら。群馬にいる2週間、根っこを張らない程度に息抜きをする。京都に戻って数ヶ月、そこでも根を張りすぎないようにする。でも、根を張らないのは不安定でもある。そこのバランスを取ることが難しいのよ。

定年したら根を張るくらいで、それまではフラフラしているくらいがいいのかしら。でも、根本のところでは帰るところがもちろん欲しいわね。

それがある意味友達関係であり、パートナーに求めるものなんだろう。

場所ではなく、人間関係で根を張りつつ枝を広げる。これが一番楽しい人生なのかもしれない。

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戦闘力135日目

950(+13)

運動+10

その他+3

テニスしすぎて朝起きると肺がまだ痛い。ひさしぶりの感覚である。たまにあると楽しい感覚。