11月1日。
全日本テニス選手権が終わった。
ドローを見てみると、知ってる名前もある。あの人はこんなに強くなったのか。
一方で、あんだけ強いのに世界の壁はまだまだ高いというのか。なんとも気が遠くなる話だ。
僕はもう、夜中にコソコソランニングするくらい抵抗をする程度の人になっているのでどうこうするつもりもないが、もしも…なんて考えはじめてしまうともうね。
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Facebookで、昔仲良くしてくれた人がテニスコーチをしていることを知った。所属しているテニスクラブのHPを見てみると、他にも何人か知ってる人がコーチをしていた。
そのどの人にも、現役の頃まったく歯が立たなかったけど、その人たちは全日本テニス選手権の本戦に出場できない。
僕が全く勝てなかった人たちでも、全く歯が立たない人たちがようやく全日本に出場できる。
そしてそんな人たちでも、世界レベルの試合に出ると、よくて本戦入りだ。
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もちろん、ここから成長して世界大会でも勝ち残る人が出てくることを希望するけども。
僕が初期ヤムチャだとしたら、ピッコロレベルの友達がコーチをしていて、フリーザレベルの人が全日本で戦っていて、セルレベルの人が世界で戦っていて、ブゥレベルの人が世界で勝ち残れる。
果てしなく遠い世界だ。
トレーニングを死ぬほど積んで、人生を捧げてようやくそこにいけるかいけないかだ。
生半可な気持ちで立っていられるわけない。
その覚悟は本当にすごい。言葉にできない。
それがプロフェッショナルってことだろうさ。
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うらやましいかと問われれば、羨ましいに決まってる。ただ、そちらの人生を選択していたらこちらの人生にはまったくもってかすることもなかったろう。
そう思うと、僕は高校卒業のタイミングでテニスを辞めてよかったと思うし、そう思えるくらいには現実を肯定できている。
問題はここからだ。いや、常に問題は目の前にあるのかもしれない。
もし、あそこで…なんて後悔し始めないようにびっちり現実を生きることが大事だ。
一度後悔してみろよ、現実がしばらく生きられなくなる。
前を向くということは、後ろを振り向かないということなのか。
後ろをチラリとみることはあっても、立ち止まったら足元が沼のようにドロドロと溶けていく。
よっしゃがんばろう。
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戦闘力205日目
1376(+6)
勉強+1
運動+3
その他+2
こういう自分だけの話は、なるべく避けましょうね。