11月24日。
心の調子がうまくいってないときはどんなことにもネガティブな解釈をしてしまう。
スマホゲームを開いてアップデート準備のために遊ばなくされてたり、木の近くを歩いていたら小枝が顔に刺さったり、ポイ捨てされたコンドームの箱がカサカサと風で動いたり。
全てに腹が立ってくる。破壊の欲動に駆られる。自分は悪くないと他に当たりたくなる。
だからあえて楽しい解釈を無理にでもするしかない。そうすることでしか、欲動にブレーキをかけるのは難しい。
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アップデート準備でプレイできなくても、アップデートされりゃあもっと楽しくなるんだろうし、ゲームをプレイしないで済む時間を他の楽しみに使える。
顔に刺さって来た小枝は、きっとそこをあまり人は歩かないだろうからそうやって成長できたのだろう。レアな道の足元にはなにか目新しいものが落ちてるかもしれない。
ポイ捨てされたコンドームの箱。誰がどんな気持ちで捨てたのだろうか。酒に酔って楽しい夜で頭いっぱいの人だろうか、突然必要ではなくなってしまった虚無感を箱にぶつけて投げ捨てたのだろうか。ひとつ話を考えることができる。
ちょっと鷹の目になって自分を見てみれば、なかなか滑稽なことで破壊の欲動に駆られていることがわかる。アホらしい。バカバカしい。
むしろそれをネタにしてみろよ。もっと楽しい時間になるだろう。
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もちろん、心から信じる者のために欲動にブレーキをかけられるのが普通の状態だろう。わざわざネタを考えなくても、家族のためとか子供ためとか愛する人のためとか。あるいは神でもいいかもしれないね。尊敬する人になりたいからでもいいかもしれない。望ましくない行動を慎めるのが普通の状態だ。
それができなくなってるなら、きっと心から何かを信じられなくなっている可哀想な状態だ。苦しい、悲しい、つらい。自分のことで精一杯の悲しい人だと思う。
だが、それを本人は自覚できない。自覚できるくらいに自分のことを正直に捉えることができているのなら、誰かのことも気にかけることができる。
これをどうやって打破するか僕はわからない。
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この状態に陥りそうになる時がある。いわゆる憂鬱な時期は特にそうだ。
だからこそ、もう一回信じる人を思い出して考えてみて、鷹の目になって楽しい解釈をする。
原因の追求はできないけど脱出方法はなんとか捻り出せる。原因を破壊できない限りなんども陥るかもしれない。それすら楽しめたらきっと陥ったとは思わなくなるのかもしれない。
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戦闘力228日目
1494(+2)
その他+2
友達と馬鹿騒ぎした。本当に馬鹿騒ぎだった。楽しかった。心から楽しかった。なのになんだこの落ち込みようは。
明日も休もうかしら。ちょっと漂うほうがいいかもしれない。