12月4日。
5歳くらい年上の親戚がいる。といってもほとんど血のつながりもないので滅多に会うこともない。何年かに一度くらい。
そんな彼はいまじゃあ社会人だけども何してるのかわからない。だが、小学生の時に聞いた彼の話は今でも覚えている。
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小学生の僕といえば、ゲームするかテレビ見るか、無理やりテニスコートに引っ張り出されていたかのどれかだ。
大した本も読まないし、漫画だって大して読んでない。だが、母親はどうにかして本を読んでもらうといろんなことをしてくれた。いくつかハマった本はあるけれど、どれもそんなにだった。
そんな僕を焚き付けるために母親はこんなことを言った。
「この前会った〇〇君(親戚の人)、学校の図書館の本全部読んじゃったんだって。」
小中学校のころは大して図書館に行ったこともなければ、どこにどんな本があるのかもほとんど知らない。
その一方で、親戚のその人は全部読んでしまったとな。少なく見積もっても200冊はあっただろうに。おそらく500とか1000とかあったかもしれない。
当時はよくわからん人だと思って流していたけども、最近本を読むようになってようやくその恐ろしさがわかってきた。
単純計算、1日一冊よんでようやく365冊。土日の休みは読めないし祝日もある。となると、多く見積もっても、250冊程度。
小中学校の図書館はいくら小さいといえども、ちょっと難しい本もあるし、英語の本なんかもあった記憶がある。
もちろん全部と言っても全部ではないかもしれないが、ちょっと想像できないですね。
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しかし、いまになってその読書量が羨ましく思える。大学院生になってようやく本を読むようになった僕は圧倒的に出会ってきた物語数が少ない。だから物語を書こうにもその引き出しが少ない。最近慌てて漫画読んだり、アニメ見たりするようになったけども、小説は特に少ないと思う。
ということで、京都にいる残り1ヶ月半くらいで近くにあるTSUTAYAの漫画は全て読んでやることが目標になっている。
とりあえず漫画は全て読んで、どんな流れがエンターテイメント業界にあるのか大まかに知りたい。そしてその次に小説とかアニメを触れて、その表現の真髄に迫れればよかろう。
来年一年はエンターテイメントの勉強のためにどこにも所属せずに自由人でいるつもりだ。
全部と言ったら全部だ。それが勉強だろうが。
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戦闘力238日目
1540(+5)
運動+2
その他+3
大学までにやってきたエンタメの経験といえばやたらめったらにゲーム実況の動画見たくらいなんだね。こりゃいかん。
勉強だ勉強。