12月8日。
この半年、カレーとシチューをやたら作っている。おかげでおいしいカレー・シチューがなんとなく掴めてきた。
しかしながら出会いは突然に。よく入れていたコンソメをきらしてしまったので、とりあえずしゃーなしホンダシを入れてみたらどうでしょう。なんともおいしいカレー・シチューになるのよ。
コンソメより柔らかくなるみたいな。不思議なもんだね、あんな粉粒で全体の味が変わるんだもの。
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それをこの前だいちが京都に来た時に食わせてみた。味の違いはわからんとのこと。そりゃあそうか。俺は俺が作ったおんなじカレーを永遠に食べてるんだもの、ちょっとした違いに敏感になる。違いがわかるためには、ちゃんとその比較対象を理解してなくちゃならんわけです。
逆に俺がだいちのシチューを食べたところで味の違いはわからんだろう。なにがだいちにとっての普通かがわからないからな。
なにごともそうだ、とかいう話に展開するのはなんか違う気がしてくるけども、同じような共通点を研究でも見えてくる。
僕はたまたま社会学とかちょっと人類学をかじったおかげで、そこらへんの論文を読むとどういう話なのかをかぎわけるのが大学院生ではない人たちのなかではできる部類になると思う。
というのも一般人の中では読んできた論文の数が2年分くらいは多いから。
しかし、大学院生の中に入ったらむしろ嗅ぎ分けられない部類だろう。というのも2年間論文を読んできたものの、周りに比べたらサボってきたからね。
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嗅ぎ分ける能力っていうのは、結局どれだけ数をこなしてきたのかっていうのも大事だと思う。
ただ数こなしゃあいいってもんでもなくて、それはロードローラー作戦が通用するのは市民レベルなわけだ。国レベルで考えようもんなら質をあげることを考えながら数こなさなくてはいかん。
つまりどれだけ早い段階で質を上げる段階まで持っていけるのかが大事なわけですな。数こなしているうちに、頭使わなくても傾向が読み取れるようになったら鼻が効くようになってきた証拠だろう。
どれだけはやくそこにもっていけるかが勝負なのですな。
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戦闘力242日目
1558(+5)
勉強+4
その他+1
目の前のことを丁寧にやっていくしかないのよ。そうやって少しずつ見えてくるんだから。臥薪嘗胆よ。