12月11日。
よく聞く話。
悩んでいるのは解決しようとしていない、解決しようとしていたら考える。
これを聞いた時は確かにそうだと思った。本気で問題を解決しようとしていたら問題の原因や特徴を掴みにいく。
つまり、悩んでいるというのは悩んでいる自分に満足しているような状態だと。あるいは決断する勇気がない言い訳をしている。
いやそうじゃないんじゃないか。
そう思うのです。
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悩んでいる時のことを考えましょう。
例えば告白するかしないか。これは確かに勇気がないように思える。
だが、そうじゃないという線を考えてみよう。例えば相手が高嶺の花子さんだとしよう。私には全く釣り合わないような素晴らしい人だ。でも好き。
さて、こんなときあなたは「悩んでいる」。この時、たしかに勇気はないだろう。しかし悩みの種はそれだけじゃない。成功したいけど現状ではほぼ失敗に終わるから他の方法を探している、ということもありうる。
つまり、現状トライしても問題の解決はできない。かといって良い方法も思いつかない、という状態。
言い換えれば己の能力の低さから思考方法がわからないというのが悩んでいる状態かもしれない。
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もっとわかりやすい例。
5分後にライオンに勝ちなさい。
まず無理だ。百獣の王でない限りライオンの攻略法なんて考えてことがない。しかし、コロッセウムのように逃げ場はない。
とはいえ最初はどうにかして勝ち方を考えるかもしれない。逃げ場を探すかもしれない。しかしどこにもないし、よだれダラダラの輝く牙を見たらもう無理だ。
「死にたくない、けどどうしたらいいのかわからない」
これが悩んでいる状態だと思う。
悩んでいる自分に満足したり、勇気が出ていない可能性もゼロではない。ただ、ほかにあると思われる正解に達する思考法がわからないのが悩みの状態だと思う。
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その場面で仙人が現れたとしよう。
「目の前のライオン、実は歯が発泡スチロールなんじゃ。それよりも爪に気をつけなさい。尻尾を握れば勝てるぞい。」
こう言われたらどうだろう。どうにかして爪を避けつつ後ろに回る方法を考えるはず。
これはもう悩話題ない状態。
ということで「考え方がわからない」のが悩んでいる状態で、外からちょっとヒントを与えてあげると答えを導けるんだと思う。
悩むことは悪いことじゃないぞ。ただ、自力ではなにもできないから悩んでいるだけで。考え方は外にあるんだからひとをたよることですな。
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戦闘力245日目
1575(+7)
勉強+5
その他+2
というのもエントリーシートを書く時に僕は悩んでいる。何を相手が求めている情報なのかわからないので。
そこで人に聞くことで考え方がわかってくる。
一人前になるためには、思考法がわかっていることだと思うのです。