1月18日。
勝手に物語をつけるのが好きだ。すきというよりももはやクセになってしまっていると思う。
例えばくたびれた置き傘があれば、それまでの使われ方を想像してしまうし、車の中のおじさんが歌っていれば仕事でうまく行ったことやら家族と楽しい思い出が出来たこととか。そういう意味ではコンビニバイトは最高に楽しかった。やってきた人たちがどんなことを思って生きているのかを考えてて飽きない。
こんな癖がついたのは、中学か高校の頃だろうな。
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当時、車移動が多かった。田舎でテニスを毎日してた影響で、テニスコートまでは車移動が必須だった。小学生のころから登下校の時に目につくものでいろいろ楽しんでいたのは誰しもだと思うけど、車から見える風景もそうだった。
電線が見えればその先の世界を想像してたし、自転車を追い越せばその人が向かう先を想像してた。テニスをしてても、隣のコートのおじさんおばさんのこれまでのこととか、平日日中の過ごし方を考えたりしてた。
なにより暇だったのだ。車移動社会のおかげで僕は想像力を養うことになった。だからといってなんにも役には立たないんだけどね。楽しいのよ。
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人間観察が趣味ってわけではなくて、その人の表情とか行動から勝手に想像するのが楽しい。
都会が飽きないのはそういう意味でも想像する対象が無限にいることだ。店に行けば人がいるし、店員さんが必ずいる。街を歩けばいろんな服装をしたひとが、いろんなバッグを持ってそれぞれのスピードで歩いている。会話の一端が聞こえてくれば、そこから2人の関係性が想像できる。
どんな僅かな事柄でも、それが導かれるまでの人生が必ずある。いわゆる因果関係。それを考えるのが楽しい。勝手にストーリーを作り上げて満足しているわけだ。
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そういう意味でもショートショートが好きだ。同じような妄想癖な人が作ったのだろう。そう考えると自分も書き手にまわりたいものよ。
妄想ショートショートは書きたいけども、毎度きれいなオチをつけるのが難しいのよ。話の行き着く先が見つからないことが少なくない。
今年バイトをするならば、とにかくたくさんのひとの相手ができる仕事がいいな。居酒屋は嫌だけども、バーとかならいいかな。メニュー覚えるのやだなぁ。占い屋さんのバイトとかねぇかな。
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戦闘力283日目
1749(+4)
勉強+3
その他+1