〈857.オールしよう〉

2月1日。

オールというのは久しぶりにした。いくら夜起きてたとしても朝6時とかに寝ちゃうのが普通。それを完全に36時間稼動したのはもうすごいもんだ。

たぶん今後はしなくなるだろうから、いつかのためにその気持ちを残しておこうと思った。

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まず、夜24時ごろにいつも通り眠くなってくる。それはいつも通り携帯いじったり、やることやってたら吹き飛ぶ程度の眠気である。なのでなんてことはない。

深夜4時になると罪悪感が出てくる。いつもだったらさすがに4時は寝る時間だ。それを起きているというのは体に悪いことをやっているという感覚が残り続ける。そしてなにより眠い。横になって目を閉じたら寝てしまいそう。だから無理矢理水分をとったりする。

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ここからが問題だ。朝6時。ピークがやってくる。限界。眠いし集中もできないし、何もいいことがない。ちょっとでも油断して目を閉じたらいつでも寝ることができてしまう。こういう時はイスから立ち上がるのも危険だ。イスから立ち上がった瞬間、休憩だとおもって伸びをしてしまう。次に椅子に座った瞬間オフになる。無理。なので、ここらへんはなぜ眠らないのかとかを考えないように、パソコンであれば画面に映っている編集中のなにかしらを眺め続けるに限る。

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これを乗り越えれば夕方まで何も起きない。まるでいつもの日常のように、若干の疲労感と目のしょぼしょぼと戦いながらではあるけど、比較的集中力が持ち直してくる。心に余裕が出てきて椅子からたっても眠くなるようなことはない。安心して作業に臨めるぞ。

そして20時ごろ。急に電池切れが来る。ベッドでもなんでも、柔らかいところに座るとちょっと目を閉じると数時間経っている。そしてついに諦めて寝巻きに着替えて寝るわけだ。

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これからの人生では今の僕が一番若いので断言するが、たぶん二度とオールすることはないでしょう。少なくともしても良いことがない。

ちょっと特別な日な感じはするけど、膝が痛くなったのを忘れるな。健康ではあるのにそういう痛みがやってくるんだから。

健康が一番楽しいってことを知りました。これもある意味、健康でなくなったからこそ知れたことなんだけども。