2月8日。
全豪オープンが始まった。そして初日で日本男子は全員負けてしまった。選手の苦しみを知らないから僕は偉そうなこと言わないようにするけども、それでもやっぱり悲しいし悔しい。
応援してる外国人選手はけっこう初戦突破してくれたけども、試合をみるモチベーションは湧かなくなってしまった。結果だけ見てどうかなって感じでいいかな。
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応援するってなんとも身勝手なもんだ。勝手に応援して、負けたらなんだよといじけて、態度が悪けりゃ八つ当たりすらするんだもの。
Twitterとか見てるとひどいもんだぜ。選手の背景とか特徴とか知らないまま思ったまんま一分後には忘れるような無責任な言葉ばかりだぜ。
まさに選手を消費してる、って感じ。
現代社会じゃあそんなもんかもしれないけど、ファンって無責任よな。かくいう僕もそういうファンの1人なわけだ。
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しかし、県レベルの話だけど僕にもファンと言っていいかは怪しいけども応援してくれる人がいた。心ない言葉を吐かれたことはないけどもね。
そういう経験から言うと、例えそういうファンでも応援されるってとんでもなく嬉しい経験なわけです。味方がいるってだけで立ち上がる勇気が湧いてくるもんだ。
プロになったらそういう応援団が無数にいるからありがたみも違ってくるだろうけど、それでも応援っていい文化だと思う面もある。
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野球の応援とかはほんとにガチンコな感じがするけども、ああいうの楽しいのよね。
結局、ifの世界の自分を投影しているんだと思う。そして試合が終われば投影終了、現実の自分で忙しくなる。
スポーツって消費文化ではあるけども、同時に消費されない/しない人たちもいるわけだ。
しかし、消費するようなニワカって言われる人たちをちゃんと巻き込めるかどうかも大事なポイントであることに違いない。
難しいけども、きちんと応援しろってわけでもなく、それでいてきちんと応援しようやっていう微妙なライン。
まあ、人と人の間柄だからね。優しくしたいところよ。なにごとも。