2月9日。
わけあって、デザインについてちょっとだけ勉強し始めた。パワポでちゃんとインパクトのあるデザインにしたい!っていうやつだ。それでとある人からのおすすめで本を買ったわけだ。
しかし、デザインっちゅうのはセンスのある人がするやつであり、僕みたいなセンスのない人には理解できないもんだと思ってた。違うんだね、ある程度までは努力でどうにかできそうだ。
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見出しがどうとかそういう話なんだけど、見やすいものってある程度法則があるんだって。その法則をきちんと守れば、あるいはその一部でもちゃんと実践すれば見やすくなる。
つまり、新しい美しさを目指すのはセンスがある人かもしれないけど、センスを鍛えることは結構ロジカルなものなんだと思った。
例えば広告の一つを持ってきて、文字ひとつについてなぜそこに配置したのか、その色にしたのか、フォントにしたのか、などなど理由を考えることがすごく大事だってことだった。
おそらくそれって文章にも通じるもので、なぜそこでその言葉にしたのか、類語の中でその言葉をチョイスしたのかを論理的に説明するのと同じだと思った。
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いままでそんなところ意識してこなかったけども、たぶん面白い文章ってすべて説明できるんだろう。センスってそうやって磨かれるものなんだと思った。
ただ、そうやって磨くものっていうアンテナはなかなか張ることができない。というのも、感覚的に気持ち良い/悪いっていうのを文字にして、抽象的にまとめあげて法則性を探す、これは普通はできないからだ。
だからすでに誰かが作り上げた法則性を学んで、それを型にして勉強をするわけだ。
そうやった末に、新しいものを発見したいってことで型破りができるわけだ。
つまり、型を獲得するためには理詰めで理解することも必要なんだと思う。もちろん、それを感覚的にできるのがいわゆる天性の才能なんだろう。
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凡人でも、見苦しくないデザインは理詰めでどうにでもできるってことを知りました。
これはちょっと勇気を得たことでして、岡島とかはそこらへん上手だけど、おれには無理だなあと思ってた。でも、理詰めである程度までは近づけられるならやってみる価値ありなのでは。
そうやってセンスを磨いたら、たぶん文章も面白くなるような気がします。