2月10日。
現役時代、体幹をやたら鍛えさせられた。正直体幹がどこなのかよくわからないし、腕の筋肉みたいに見た目からして力強そうな結果に結びつきそうになくて、たいして努力しなかった。
その結果、僕の弱点は体幹だったと思う。でもそれって他の競技を見るようになったり、テニスやめて遠くから見るようになったから気づけたことだと思う。
。
テニスで体幹がどういう時に必要か。これはあくまで僕の理解の話なので正しくないかもしれない。
というのも、常に必要だと思ったからだ。
例えばフォアハンドを打つとしよう。ボールが来る位置まで移動しながらテイクバックして、ヒットしてフォロースルー、そして真ん中まで戻る。
移動を素早くするためには背筋の伸びた綺麗な体勢で構える必要がある。猫背とか体勢が崩れていたら無駄な体力を使うことになるし、初動が遅れる。
さらにヒットからフォロースルーまで、コマみたいに軸がぶれないことでボールに最大限の威力が伝わる。
もちろん、元の位置まで戻るのも体勢が崩れていては遅れるので、背筋はピンと伸びている必要がある。
テニスはこの動きを永遠にし続ける競技なので体勢が崩れれば崩れるほど動きは鈍くなり無駄な体力を消費する。
つまり、体幹は常に使い続ける競技だと思っている。
。
でも、これは日常でもそうだと思った。
デスクワークにせよ、猫背だと腰とか肩とか凝りやすくなるだろうし、歩く時も背筋が伸びてる方が健康なんだっけね。
つまり、スポーツの有無に関わらず体幹は鍛えていいものだと思うし、むしろ鍛えれば鍛えるほど日常生活が楽になるんじゃないかと思う。
なるほど、だから体幹って比較的他の体づくりの言葉に比べて一般化しているのかしら。
体幹鍛える=いろんな筋肉をいっぺんに鍛える、と思うのでスマートにも見えるだろうし。
。
しかしだね、体幹鍛えるのってクソハードだという記憶があるのよね。だからこそ意味があるものかもしれないけど、ほんとに意味なかったら悲しいぜ?
あたしも仕事とか考えなくちゃいけないし、家の中でできるトレーニングだとしたらやっぱり体幹鍛えるのって今後必要だな。
毎日地道にやっていこう。