〈894.宅配サービスと外食〉
3月10日。
はじめて宅配ご飯システムを使った。いわゆるUbereatsシステム。あれはやばいな。簡単に金が消える。そして家から出なくていいんだもの、あれはやばい。
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麺を頼んだわけだが、当然コンビニよりうまい。そして配達のニイチャンが頑張ってくれたおかげで温かった。店の味がまんま家なんだもの。カップ麺の店の味とかとは段違いなわけです。値段は店で食べるより高いけども、夕飯としてはまあいいかというくらい。家から出なくていいんだから、時間をお金で買ったと思えば良しでしょう。
これはいい文明だぞ、宅配サービス。
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まあ食べ終わって大満足なんですが、大満足ではあるんだけども、なんか物足りないというか。味には満足だけどさ。
食べる時って食べるものだけじゃないんだなっていうのを思い知ったわけです。雰囲気とか作ってくれた人の表情とか。そういう全てを楽しんでこその食事なわけです。
なんで一人暮らしがわざわざ外食に行くかって、もちろんつくるのがめんどくさかったり、作らないものを食べたかったりするからなんだけど。そうじゃなくて、コミュニケーションを図りたいからなんだよ。
言語コミュニケーションだけじゃないのよ?身振り手振りとか、歩き方とか。そういう全てを感じたくて外食するんだろうと、ようやく知ることができた。
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つまるところ、外食は外食として食べたいなあということ。もちろん、病気になったり仕事で相当疲れた日なんかには宅配サービスは使うだろうけども。
外食は飯を食うだけじゃなくて、雰囲気も一緒に楽しんでるんだなあという発見でございやす。
そりゃそうか。ラーメン屋の元気の良さに励まされることもあるし、廻る寿司に心躍ることもあるし、ちょっと気取ったイタリアンで上品そうになったりもするし。
あえて自分のホームで戦わないからこそ得られる経験があるってことだ。ホームではないからこそ新しい楽しさがあったりするわけだ。
あたしは単純にお金がないから宅配料すら勿体無いわけよ!相当でないときはきちんと外に出ようと思った次第です。