4月18日。
地元に帰ってテニスをしていると、数年前に試合をした中学生が背がひょろっと伸びて知らん大学生になっている。こういうのはおじさんになってから経験するもんだと思っていたけども、はやくもそれに似た気持ちになってしまった。
かくいう僕もおじさんおばさんに会えば、知らん人になっちゃったねぇと言われるけども。
成長ってのは外見から変えていくもんなんだね。しかしながら中身ってどうなんだろうな。
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というか外と中の二分法でいいのかしら。外見と中身っていうのはわかりやすい。
この前まで小さかった中学生が僕よりデカくて顔つきもおっさんになりつつある。中学生は漫画とかゲームとかしか考えてなかったけど、大学生になったいまは社会に出ることとか大人として働くこととかを考え始めていた。
外と中っていう成長もあるけど、例えば学力とか思考力とか視野の広さとかそういう別の指標があるとどうだろうか。昔からたいして変化しないなにかがあるような気がする。外見も中身も変わったけども。
それが性格ってことなのかしら。中身っていうのはどちらかといえば脳みその話で、心の在り方といったところか。
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科学だと心っていう存在の証明ができないものは使わないけど、脳からの電気信号なりテストの結果なりを用いて心らしい働きをする現象みたいな表現になるとか。
確かに、例えばゲームであれば攻撃力とか防御力とかはイメージができるけど、忍耐力とか言われてもよくわからない。ドラクエで「くじけぬこころ」ってアイテムがあったけど、あれは大変だぁね。小説版だと紙にくじけぬこころって書いてあって、それを見てこの冒険で心を得たのか!みたいな展開だったと思う。
こころってよくわからん。人によって示す領域も違うし。
だからといって、人は外と頭だけのものではないとも感じるんだから変なもんだ。
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心を示す科学ってないのかしら。認知心理学とかなにかありそうだけども。就活が落ち着いたら、そういう本でも読んでみたいな。忙しさを理由に後回しにするのは読んだことはないんだけど。
外と中とあとなにか。それを上手いこと言語化できたらさぞかしすっきりするでしょう。