ホウチガブログ

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〈968.大喜利〉

5月22日。

 

IPPONグランプリを観た。いつぶりかは覚えてないけどもバカリズムが優勝していた記憶はある。大学1年とかあるいは高校生の頃かもしれない。5年6年前だろうか。

ひさしぶりに見るとあれは素晴らしい番組だね。あれこそ求めているお笑いだ。

 

 

当然芸人の発想力が素晴らしい。大喜利なので基本的には視聴者も同じ土俵で考えることができる。僕も見ながら色々考えるけども、どうもウケるビジョンはない。

芸人の回答も100%面白いわけではないが打率が違う。ホームランの多さにも感服である。

どうやったらあんな発想ができるのだろうか。ベースには人生経験とか日常のものの見方が必要になってくるんだろう。すべてのものを面白く捉えるような努力と認識しないほどの努力。これが必要だ。

 

 

それはそうだけど、お題が素晴らしいと見るたびに思う。大喜利の1番大事なところはお題である。回答者のレベルに適した難易度が必要だ。

IPPONグランプリであれば最難易度が基本だけども、そんな簡単なお題をどうやって料理しようかと考えることも別の難しさがある。

会場の空気とか、芸人の調子とか見ながら問題を決めているのだろうか。

お題が下手くそだと何をやってもつまらないこともある。それを面白くできるのが芸人なのかもしれないけど、お題の上手い下手も視聴者は感じるものだ。

となると、放送作家が面白いということだろうか。大喜利のテーマを考えるのは一体どんな人なんだろうか。

 

 

大喜利ができる芸人・作れる人間はトークも当然上手いだろう。ということはその場その場の最適解がわかっているということだ。それが空気を盛り上げることかもしれないし、あえてぶち壊しに行くことかもしれない。そこは当人の人間性とか判断次第。

しかしその察知能力であったり嗅覚、思考方法は是非とも欲しい。

 

その場その場で1番面白いことを即興でできるって素晴らしいことだと思うのよ。地元のおっちゃんとの会話もそんなところが多かれ少なかれあると思うけど、人を傷つけずそして自虐に偏りすぎない万人が笑えるワードチョイス。

会話の根幹であり、最終地点はそういう大喜利能力だと思うんだ。

 

 

大喜利力はぜひとも力をつけたい。

大喜利力は発想力であり嗅覚であり地頭の良さだろう。こういうのは結局どれだけそのことにアンテナを広げているか、その時間が長いかによるだろう。

常になにか面白いことを考え続けて、そしてトライアンドエラーを繰り返す。それが大喜利力向上メニューだろうか。