ホウチガブログ

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〈969.バスケットマン〉

5月23日。

 

バスケの試合を見た。地元のプロバスケチームが出ている決勝戦だった。いろいろ対策を取りながらの実施で運営は大変だし、選手も大変だろう。それでもエンターテイメントとして一生懸命面白い演出をしてくれる。なんともありがたいことよ。

僕はそんなにバスケに興味がなかったけども、興味マシマシの奴が色々とお節介にも教えてくれた。お陰でなにがどんなもんなのかわかったようなわかんないような感じである。

サッカーでいうj2トーナメントみたいな、b2というやつらしい。めでたいことにb1に昇格するので次シーズンはもっとレベルの高い試合が観れるだろう。

 

もっとハイレベルで勢いのある試合も観れるってのは嬉しいな。

 

 

まず、バスケがあんなに点を取り合うスポーツだとは思わなかった。テレビで時々流れるハイライトだとダンクだったり3点シュートだってりを決めるけど、一試合の中だとそれが基本的に30秒に一回はやってくる。ちょっと目を離すと展開が変わることも少なくない。

だからこそ、ワンミスが致命傷になるスポーツである。テニスはワンミスは取り返せることが多いけどもバスケだとそれが許されない。

特に中盤で疲れていたり、集中切れから若干雑なプレーが増えたときに個人であったりチームの力がわかるものだろうなと感じた。

 

 

もう一つはプレイヤーごとにまったく役割が違うことも知った。

ガタイの良い外国人選手はガンガンゴール下に突っ込んでレイアップなりダンクなりで決めていく。それに比べると痩せ型の日本人選手はパスを繋いだり逆にパスを奪ったりとテクニカルなプレーが多いように見えた。

テニスのダブルスも少なからずそういうところがあるけども、人数もダブルスより多いしプレーするエリアの大きさが違うとなると、個性をもっと強化したスポーツだとわかる。これは面白い。

 

 

そして監督の采配が肝になることもよーくわかった。具体的には選手交代とタイムアウトのタイミングだ。疲れた選手を交代させるのは当然だけど、調子が悪い選手やメンタルが落ち着かない選手を見抜いたり、逆に信じて続投したり、とにかく考えることも多い。そして味方選手同士の相性も観なくちゃいけない。パスの上手い選手、ゴール下で誰にも負けない選手、3点シュートばっちこいなどなど。ということは敵選手も同様だろう。詳しくないのでわからないけど、おそらく選手同士の相性もかなりあるだろう。A選手はB選手を突破するのに関して他の追随を許さないけど、C選手が立ち塞がると何もできなくなる、みたいな。

 

 

b2リーグでそれを感じると言うことは、b1ならもっとだろうし、NBAならもっとだろう。

スポーツ観戦の面白さってこういうことなんだろうな。どんな化学反応が起こるのかは毎試合変わってくる。それを監督はどう考えるのかを自分と照らし合わせる。応援している選手がいればその活躍を見守る楽しさもある。

 

他のスポーツも観てみたいぞこれは。