〈983.ライフハックとは〉
6月6日。
ライフハックという言葉は前々から目にしていたけれど、定義しろと言われると困るくらいの認識だった。
Wikipediaによると、
情報処理業界を中心とした「仕事術」のことで、いかに作業を簡便かつ効率良く行うかを主眼としたテクニック群である。
とのこと。
なるほど仕事術のことだったわけね。なんかもっと広い、人生を得する小さい工夫みたいなことだと思ってた。SNSだとそういう言葉の変化もあると思うけど、もともとは作業効率のことだったわけだ。
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Wikipediaの情報だからなんともいえないけど、もともと2004年ごろにマニア的な技術者が紹介する生産性の高い手法を紹介する時に使われたそうな。
もちろんエクセルみたいなソフトな技術もあれば、ガジェットとかのハード面も人間工学までもその視野にしれて効率をあげにあげるそうな。
それが今のSNSで見かけるライフハックは「ちょっと嬉しい・ちょっと幸せになるためのちょっとした工夫」のようにまで広がっていると思う。これは面白い展開の仕方だ。個人的にもSNSで「ライフハック」に関する投稿を見るのは楽しい。
というのも、単純に参考になるし同時にその人がそこに行き着くまでのマニア的な追求心を感じられるのが好きだ。料理もそうだし、掃除もそうだし、あるいは趣味のあれこれもあるし。
死ぬまでに一度も巡り会うことはないんだろうという手法なんか見ると面白くて仕方ないやね。
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hackっていう単語は、「叩き切る、やり遂げる、巧妙に改造する」という意味があるそうな。パソコンのハッカーみたいなのは最後の意味から派生したモノだろう。
単語自体には、ちゃんとした技術を用いて小難しいことを成し遂げる、みたいなニュアンスがあるんじゃないかと推測する。仮にそうだとすると、life hackは人生をうまいことやり遂げるための小技みたいなところだろうか。
それが効率を求めるっていうのはいかにも西洋の合理主義みたいで、そこから色々議論を膨らませることもできるだろうな。
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あなたはどんなライフハックを知っているだろう。僕は寝る30分前に風呂を上がるとちょうど体が冷えていくタイミングでベッドに入ることになるから眠くなりやすくなるってのを知ってるぞ。
だからといってほぼ実践してないからなにもhackできてないんだけどもね。