ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1006.部外者のこと〉

6月29日。

 

ウィンブルドンが始まった。WOWOWで放送を見て、プロ選手はやっぱすごいなあとか思うわけだけど、それよりも観客にびっくりした。

けっこうたっぷり人が入っているし、マスクしている人のほうが圧倒的に少ない。警備員みたいな大会側の人も、マスクしている人もいればしていない人もいる。
いまの日本の状況だと全く想像できなかったけど、イギリスはそんなに改善できているのか。
ネットで調べると、7日間平均で新しい感染者数は2万人程度らしい。日本は同じソースでいうと1400人程度だって。

 

 

この数字をどう見るかはわからないし、ワクチン接種とか入院患者数とかでなんとも言えないけども、マスクしないのが普通になってるのは結構びっくりである。
これで感染者数が増えたりしたら、やっぱりダメだったのかしらなんて思うけどもそれも一概にいえないし。まあ考えすぎなくていいや。

 

 

郷に入っては郷に従えという言葉がある。
それぞれの地域にはそれぞれのマナーとかルールとかがあるということだ。それに従うことで、角の立たない生活が送れますよということだろう。
ウィンブルドンの場合は、マスクをしないほうがいいとかそういうことではないけども、現地にしかわからない常識があるのだろう。
部外者からしたら、わけわかんねえとか思うけども、それを知るのも一つの勉強である。

基本的には、郷にいる人のいうことを聞くのが吉だけども、当然納得いかないこともある。


「これがマナーだからね」とか言われると腹が立つ。マナーだから許されるというのは根拠にはならないと思う。しかしながらわざわざそんなところで喧嘩するのもあほらしい。とりあえずしたがって置くべし。そこで暴れたところで、部外者に過ぎないので。

 

 

とはいえ、この認識は部外者も郷にいる人も理解しておくべきだろう。
部外者はそこのルールなんて知らないんだから。お互いが相手の背景を認識して配慮すれば双方わだかまりが残ることもないだろう。
特に自分自身に言いつけておきたいのは、年を取った時・ベテランになった時こそ偉そうにするなということだ。自分が長老気分でいたら、時代の移り変わりに柔軟に対応できないめんどくさいじじいになってしまう。
人間なんだから、変化に対応できなきゃ面倒な邪魔者になる。特に若い人の多いコミュニティには近づかないが吉だろう。意見を求められたときに声をかけるぐらいがいい。

 

 

きちんと自分ルールではなく、相手・社会がどう考えるのかを冷静に汲み取る力は絶対的に永遠に必要だ。


自分がどうとか考えるのは本当に気を付けたい。
メンタルが強いのは、相手の気持ちを読めない人とか聞いたことがある。それなら基本はメンタル弱くていいから角を立てないようにしたいね。


もちろん、そのバランスも必要なんだけども。

とにかく郷に入ったら、その郷についてよく知ることが大事ですね。