〈1014.未来のこと〉
7月7日。
なんで七夕はお願いをするんだ。
織姫も彦星も神様的なものかもしれないけど、ようやく出会える日なんでしょう?
人の恋路に便乗してお願いするなんて野暮じゃないのか。
一年前も同じような投稿をした気がするけどまあいいでしょう。
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一年前は、ウィキペディアとか誰かのブログを参考にしながら伝説が美化される話にオチを付けた。
もともとは仕事人の織姫にあやかって、自分の技術向上を願ったらしいとか。それが本当なら、キャリアウーマン織姫は別の男を見つけたほうが幸せだぞと言っていた。
だって会いたい男は牛を育てる兄ちゃんだからね。代えはいくらでもありますよ。
いや、恋ってそういうもんじゃないわよ。
身分とか関係なくなっちゃうし、仕事と人生の関係とかも人によるものだし。
確かに一年に一度しか会えないのはしんどいけども、それでも会いたいっていうのならそれはそれでひとつの幸せの形なんだろう。
一年に一度しか会えないからこそ、永遠に憧れであり続けるようなところもあるんだろうさ。
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人の恋路にやいやい言うのはよろしくない。
風習にしたがって、自分の仕事の技術向上を祈るくらいにおさめておくのがよろしかろう。
じゃあなにがいいかしら。やっぱりこの一年は開発技術の向上だ。パソコンに強くなるのはもちろん、アイデアやそれを磨き上げる力を付けたい。
機織りみたいな物理的な技術でいえば、テニス上手くなりたいくらいだけど、別に仕事じゃあないし。
やっぱりばっちり仕事を終わらせて、どんどん自分を磨き上げるような吸収力を祈りましょう。
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しかし、来年のことをいうと鬼に笑われるのが日本の言葉であるように、目の前のことをしっかりと吸収するのが良いだろう。
来年がどうとか、遠い話をしていると今目の前のことに集中しなくなる癖がある。
来年とかの成功は、今の目の前の積み重ねであることを忘れるな。
そうして一年後にようやく身について喜ぶわけだ。未来を見据えて臥薪嘗胆して、その末に会えるのが幸せの一つだと織姫は考えていらっしゃる。
仕事についてもおんなじようなもんなんだろう。