ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1031.公共での会話〉

7月24日。

 

カフェで作業しているといろんな話が聞こえてしまう。
受験を控えた高校生の不安とか遊びとか。大人の友達グループの今度の休日の予定とか。不動産運営をする人と法律に詳しい人の説明とか。
コンビニでの倍ともそうだったけど、こういう身分がわからないままかなり細かい話題は結構面白い。
田舎くせえ偏見にまみれた話、ちょっとでもかっこつけようと必死な男子、プライド高めなおじさん。
隣に人がいること気にしないのだろうか。不思議で仕方ない。

 

 

個人を特定できないから別にいいけども、そういう話題はカフェだと避けたほうがいいんじゃないかしらというのが多い。
政治批判、宗教批判、特定の団体への批判などなど。時事問題もそうだけど、別に意見することが悪いというつもりはないけど、けっこう角を立てますのね。
壁に耳あり障子に目ありというでしょう。もし僕がその批判されている側の人間だったら結構やばいことになるぞ。

そういう話題は家の中とか事務所でやったほうがいいわよ。

 

 

これは完全に親に昔怒られた記憶がある。
父親と姉、自分の三人で散歩をしているときに、なんとなく家の表札を見ていた。○○さん、○○さんと名前がたくさんあって、当時僕は漢字がちょっと読めるようになってうれしかったのもある。
やたらめったらに読み上げていた。「上田さん、山本さん、佐藤さん」みたいな。
そのうち姉とふざけて「佐藤さんは甘いものがすきだ、山本さんは富士山に登る!」とかわけわかんないことを言ってた。
そこで父親に怒られた。
「人の名前で遊ぶ人は碌な奴じゃない」

僕らの苗字が珍しいというのも一つだろう。苗字でいじられるのは慣れてきたところもあるが、見知らぬ人にいじられたらそりゃあイラっとするところもある。
親父はそういう知らない人に遊ばされたこともあったんだろうか、公の場で人をいじるような発言は避けろという教えがあった。普段は放任主義だっただけに驚きだった。

 

 

そういうわけで、カフェで仮に話すことがあったとしても周りに壁がある個室であることが結構安心材料だし、そうでない限りは批判・意見はしないようにしている。マイナス情報ならば自分のこと、目の前にいる親友のこと、それだけ。
あとは情報交換するだけ。

意見は怖いぞ。根拠なくても会話だと結構すっと入ってきちゃうものだし、それで空気も作られてしまう。
マイナスな批判をするとそういう空気になってきてブレーキ効かなくなってくる。

常に壁に耳あり障子に目ありを意識して話題を切り出しましょうね。