ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1048.病院のこと〉

8月10日。

 

お恥ずかしい話、壁に足を思い切りぶつけて怪我をした。
小学生の時にドッチボールしてて突き指、みたいなことはあったけど翌日には治っていたと思う。
それが今回はかなり痛いことになったらしい。翌朝痛くて悲しくなった。
ということで、昔通っていた整形外科に行くことになった。

 

 

通っていたのは高校の頃なので、7年以上前の話になる。
院長先生は変わらないだろうけど、スタッフさんは病院が変わったり転職したりするだろう。

受付のおばちゃんも知らない人になってたし、リハビリ室から出てくる先生たちも知らない顔ばかりになっていた。
自分と同じくらいのフレッシュマンっぽい人もいる。


まあしょうがないよねえと待合室の懐かしい雰囲気を味わっていると名前を呼ばれた。

自分よりちょい小さいくらいの茶髪のおばちゃん。
7年前と同じ人をようやく見た。
おばちゃんも名前を見てわかってくれた。
「いまでもテニスしてるん?」といつものテンション高めな声で嬉しそうに聞いてくれた。


年配の方々に人気の病院なので、そのおばちゃんも忙しそうにしてたので話はできなかった。
でもなんだろうね、怪我してうれしかったのは初めてかもしれない。

 

 

骨に以上はなかったのでおとなしくしていれば1、2週間で治るだろう、と慣れた手つきと説明でてきぱきと処置をしてくれた。
しかしながらよくこっちの反応をみながら説明してくれるのでわかるまで言い換えてくれる。
となりでは中学生が処置を受けていた。
ちゃんとしてるけど、フレンドリーな雰囲気が居心地がいいもんだ。

 

病院のやわらかい雰囲気は、ベテランのおばちゃんがそういう態度でいてくれるからっていうのもあるけど院長先生がそういう優しいひとだからというのもあるだろう。
結局雰囲気は日々のコミュニケーションから生まれるんだろう。


あとは、田舎の小さい病院だからっていうのもあるだろう。


医学部に進んだ高校の同級生は、こういう田舎の小さい病院で頼られるようになりたいと言っていた。
その気持ちもわかる。

 

 

バカ丁寧にすれば良いってわけでもなく、フレンドリー過ぎたら信頼されないわけだ。

その絶妙なバランス感覚を持ったおじいちゃんになりたいもんだ。