〈1064.とりあえずね〉
8月26日。
最近投稿が遅れていたのには理由がある。
とある業界の大規模な勉強会に参加していたのだ。
朝10時ごろから夕方18時すぎまでほぼ通しで何かしらの発表や講義があった。
その業界に就職してからは住むことになると思う。しかしながらまあ、なんともあたしは初心者だ。
わからない単語が多すぎた。
それでもある程度わかるようにと初心者向けの講義もあったけども、それでギリギリといったところだ。
これまでの積み重ねがないというのはなんとも恐ろしい。
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例えばあなたが、まったく料理がわからないとしよう。そんなあなたが料理研究家や料理系Youtuber、レストランのオーナーなどが出席し、○○という成分がどうだとか、焼くとか煮るとかそういう料理ほうじゃなくて○○なんかはどうだとか言い始めるシンポジウムに参加してしまったとしよう。
しかし、あなたはまったくわからないけど、おいしい料理を作ってみたいと考えている。そうしたら、まあ必死に追いつこうとするだろう。でも知らない単語は知らない。
そりゃまあ頭がパンクする。どこから手を付けたらいいかわからない。材料の野菜やお肉を詳しくなろうか、あるいは和洋中の料理方法を知ろうか、成分的なところは押さえたほうがいいだろうか。
急に海のど真ん中に放り投げられたような。
そんな感じが今の私なのです。
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料理であれば、とりあえず一回カレーライスでも作ってみろ、肉じゃががいいぞ、生姜焼きだと考えられる。
簡単そうなものがわかるから。そんでもって、煮る・焼くっていう基本が勉強できそうだから。
とはいえ、その勉強会で学んだことは、頭の片隅に、いやノートの片隅に残しておくのが良かろう。覚えられなくても、いつかほしいタイミングが来るかもしれない。
あとは作りたい料理はなにかを明確にすることかもしれない。それに到達するために、その道中の簡単な料理、ちょっと難しい料理を経る。
つまり、到達点を明らかにすることと、その道中にあるとっつき易いところからはじめることだ。
あとの料理方法とか、成分がどうとかは、必要になった時に手を出せばよろしかろう。
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こんな話をしたのは、何をかくそう自分のためである。
ふわふわ、ぐるぐる、もやもやした時は、とりあえず文字にしてみることだ。
解決策は思いつかなくても、思考を整理することはできるし、今回の料理みたいな例を出せばなにか見出せることもあるかもしれない。
迷ったら紙を出す、メモ機能を付ける。そういうところから海でもがき始めるといいということを、大学で教わりました。
とりあえず、手を動かせと。