ホウチガブログ

~方向性の違いでブログ始めることになりました。~

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〈1071.料理について〉

9月2日。

 

ちょっといい店でパエリアを食べた。
パエリアといえば、イカみたいなくらい海鮮タイプしか食べてこなかった。
それが鶏肉中心でウサギ肉も入ってる陸上タイプのものを食べた。
不思議なもんだ。炊き込みご飯みたいでそうじゃないみたいな。こいつはうまかった。

 

 

そんでもって、スペイン料理ってことで生ハムとかマッシュルームの焼いたうまいやつも食べた。
なんていう名前か思い出せないんだけどめちゃめちゃ上手かった。日本食がベストで結局コンビニ弁当でもうまいじゃないかという派閥の人間でした。
いやね、そういうわけでもないのよ。世界は広いのよ。

先月はかなりおいしいフレンチも食べた。
トータルで考えると日本食も十分上手いんだけどね。そういう慣れてないもんたべるとやっぱりおいしいもん食べて死にたいと思いますねえ。
幸せだよ。

 

 

そういう経緯もあって、この前レバーペーストを初めて自作してみた。ネットという見事な相棒のおかげで初心者でも十分食べれるもんができた。
次はパエリアでも作りたいけども、あれはちゃんとした火が使える奴かオーブンが必要じゃないかしら。そう考えるとちょっとハードルあるわね。

しかしながら、試しに一回レバーペーストを作ってみてほしい。
他の料理なんでも作れるような気がするから。

 

 

なぜか。
例えば生姜焼きを考えてほしい。完成したものは材料がそのままいるだけだ。それが上手いんだけども、材料から完成図が想像できるだろう。
レバーペーストを考えてみてほしい。名前を知っているからレバーをペーストしたものだろうとわかる。匂いでもわかるかもしれない。
しかし、肉をミキサーにそのまま突っ込んでもあれにはならない。つまり、材料から完成図にまったく想像できない道のりをたどるということだ。
しかも、調味料を色々使ってようやくできる。この調味料一つ一つのブレンドの結果があれなのかという理解も重要である。

ほかのどんな料理でもいいけど、完成形と材料が一致しないような、そういう感覚を養うのが一つ料理の重要な階段にある気がする。

 

 

話がそれてしまった。
仮に陸上タイプのパエリアを作るとしても、米と肉はわかるが他がわからない。
何をどうやったらああいう味になるのか。
らーめんの出汁みたいなものかもしれない。長年の研究の末にたどり着くもの。
初心者がすぐにできてたまるか。

上手い料理をもっと作ってみたい。
作ってどうするんだろう。幸せになればいいじゃないか。