9月24日。
プログラミングをいじり始めて数週間。打ち込んだやつがどうやって画面に反映されるかなっていうオブジェクト指向とかいわれるタイプ?のやつ。
なので打ち込んだ文字とか文法にミスがあると画面が動かない。おかげで間違いがあることはすぐにわかる。ありがたい。
しかしながら不慣れであることは無駄なところでやたら時間がかかる。
今日は「data」を「date」と打ち間違えた。50行くらいの中から一つのミスを探すのに1時間。ようやく見つけてすっきり、アニメーションが動いてくれた。
プログラマーは毎日こんなことをやってるのかしら。
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もちろん慣れてプロになったらそんなミスすぐに見つけられるかもしれない。
しかし50行っていうのは超短いプログラミングだということは素人の僕でもわかる。実際の製品は何千何万、あるいは何億の行の中から1行のミスを探すような作業になるんじゃなかろうか。
もちろんそれをヘルプしてくれるために製品もどんどんアップデートされているんだろうけども。
何万の行をプログラミングできるのもすごいけどどこでミスしているのかを探すのもすごいわね。
改めて、普通に動いているように見えるいろんな製品が、普通に動いているように見せている人たちがその後ろにいるんだなと、感動したわけであります。
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僕自身は本格的なプログラマーになるつもりはないけども、来年からの仕事柄、そこそこ理解はしたほうが楽になるだろうということでかじっているのであります。
このかじる作業というのは、ほかのどんなことでも一番楽しいタイミングかもしれない。その仕事のこととか細かいタスクのこととかが見えてくると、それまでと違うように世界が見えてくる。学生のバイトと同じようなものだろう。
世の中はいろんなプロで支えられていると気付かされる、そういう喜びがあるわけです。
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電車の隣に座る女の人も、相向かいに座るおっちゃんも、僕の知らない世界で生きているわけです。
そしてその世界を知ることはほとんどない。
本っていうのは面白いもんだ。探偵はコナンやホームズだけだと思っていたら、そんな派手な犯人発見だけじゃないと知ることができる。それは、作家さんが細かく調べた末に書き上げたからこそ。
なにごとも調べること、あるいは経験することなわけだ。
見える世界が広がるってのはいいもんだ。