〈1095.どこの県に住むかしら〉
9月26日。
来年からの仕事するのにちょうどいい部屋を探している。引越し準備のための準備ということだ。
間違いなくリモートワークもある。しかし東京の会社への出社もゼロではないと思われる。しかし物価の低い田舎のほうが、当然貯金ができるわけで。
部屋の条件はある程度明確だけど、どこがいい市区町村なのかはっきりしないので困ったもんだ。
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東京に通える、つまり電車で1時間から2時間の間。となると埼玉・千葉・神奈川に限られてくると思う。
ぶっちゃけどこもどんぐりの背比べだと思うけど、それぞれどんな良さがあるんだろう。そんでもってどこの駅周辺にしたらいいんだろう。
この三県の中だと、埼玉だけ海なし県である。神奈川はご存知湘南があるし、千葉は九十九里浜など半島である。そのぶん、埼玉は災害強いけども魅力を失うように思う。隣の群馬人が思うんだからそうだろう。
そして神奈川には横浜があり、千葉には夢の国がある。
埼玉が神奈川、千葉に勝つにはなにがあるのか。これはつまるところ、群馬が神奈川・千葉に魅力として勝つための練習試合になると思われる。
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僕が知っている埼玉は、ことごとく住宅街である。首都圏に出るためのベッドタウンである。あるいは小金持ちならマダムがのんびり過ごしつつ、定期的に刺激を求めに都会に行くための拠点である。
つまり、埼玉というよりまわりに魅力があるってことになる。それに耐えられるくらいのインフラがあるっていう良さがあるのかもしれないけども。
それはつまり、目には見えないけども住みやすさが保障されていることにはなるかもしれない。
夢の国には遊びには行くけど、住むには刺激が多すぎるだろう。飽きてきたらおわりだし、なによりいい刺激も結局刺激である。広く捉えればストレスだ。
つまり、刺激にすぐアクセスできる、ストレスの少ない平穏な生活が保障されているということになるかもしれない。
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子育てとか長く住む前提なら大いに歓迎すべきポイントかもしれない。
しかしそれはまだ少し先だ。わざわざ今から住むというのもなんだかなぁという気がしてしまう。
無難に神奈川あたりにしようかな。
群馬もなにかしら一つくらい刺激ポイントがあってもいい気がしてくるな。
あったら群馬じゃないか。しかたないな。